ヒロミ「うまっ!エグみなんかゼロ!」“タケノコの神様”が栽培するオリジナルのタケノコに感激…おいしさの秘密とは

2025.5.2 12:15
ヒロミらの写真

ヒロミと小泉孝太郎の2人がMCを務める『オー!マイゴッド!私だけの神様、教えます』が4月26日に放送。ヒロミ&孝太郎が今が旬のタケノコ料理を堪能した。

道行く人に、その人にとっての神様のような人を聞き、実際に会いに行くこの番組。栃木・宇都宮市で声をかけた女性にとっての神様は、タケノコ農家の若山太郎さん。「若山農場というところで、そこのタケノコがすごくおいしい。私の中ではタケノコの神様」と10年以上通っているという女性。“タケノコの神様”とはどんな人なのか?後日、宇都宮駅から車で20分の場所にある『若竹の杜・若山農場』を訪れた。出迎えてくれたのは、タケノコの神・若山太郎さん。100年以上続く若山農場の3代目だ。

タケノコの神・若山太郎さん

敷地面積はおよそ24ヘクタールと東京ドーム5個分の広さのある若山農場は、見渡す限り竹!タケノコは暖かい気候を好むことから主な生産地は九州や京都といった西日本で、栃木は15位だが…、神・若山さんが営む若山農場のタケノコは栃木県の生産量の4分の1近くに相当し、個人農家としては全国トップクラスを誇る。

栃木県の生産量の4分の1近くに相当する若山農場のタケノコ

旬を迎えるタケノコの産地は“桜前線”と同じように3月下旬ごろから徐々に北上。4月下旬には西日本のタケノコは少なくなり、一方で栃木のタケノコは最盛期を迎える。神が作り出すタケノコ畑の最大の特徴が“平地”に竹が生えていること。タケノコは繁殖力が高いため、平地でしか育ちにくい作物に代わり一般的には山の斜面で育てられることが多いそうだが、斜面だと表土が流れてしまい、土がたまらないのだという。しかし平地では表土が深く入り、土壌が柔らかくなり、土の中でストレスがかからず、柔らかいタケノコに育つという。さらに土壌を柔らかくするため、神が行っているのが、竹を切り続けること!毎年古くなったものを間引いていく必要があり、およそ10万本ある竹を、毎年2万本程度切って間引いていく。

広大な竹林を案内してくれる若山さん

若山さんとタケノコを探してみるが、なかなか見当たらない。土から顔を出して日に当たると、えぐみが増え価値が下がってしまうので、土の中にあるものを探して掘るという。足の裏の感覚を大切にしてタケノコを探していくのだという。見つけるコツは「お日様の当たりがいい南側とか、それからちょっと湿気がたまるような水分が多いところとか、そんなところにまずはタケノコって生えてくるんですね」という若山さん。日の当たりの良さそうなところを探すのがコツだという。

今年1番の大きなタケノコ

“金棒”というタケノコを掘り起こす専用の細長いスコップのようなもので、タケノコが曲がっている先で、竹の根とつながっているため、その付け根を探して付け根を切って掘り出すという。タケノコは上の方の3分の1が皮。下の3分の2がおいしいところ。そのため途中で折ってしまうと、ただの皮になってしまうため、しっかりと根本から獲るのがコツだという。

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