沖縄県にある“指笛王国”とは? 最年長95歳!指笛でオーケストラ並みの演奏を奏でる人々の美しい音に酔いしれる

ヒロミと小泉孝太郎の2人がMCを務める『オー!マイゴッド!私だけの神様、教えます』が8月9日に放送。沖縄にある指笛王国へ潜入した。
道行く人に、その人にとっての神様のような人を聞き、実際に会いに行くこの番組。沖縄のラジオパーソナリティーのナガハマヒロキさんに、沖縄の神を聞くと、「指笛で楽しもう!みたいな気持ちが高まって国家を作った人がいます!指笛で合奏みたいな感じですね。オーケストラまでいくんじゃないかなっていう」と、沖縄に指笛王国おきなわという国家があり、その国王の垣花譲二さんが指笛の神だという。
沖縄の夏を盛り上げるエイサーやカチャーシーに欠かせない指笛。その指笛でオーケストラ並みに音を奏でる人々とは?さっそく国家があるという西原町の公民館に行くと、『指笛王国おきなわ』と書かれたシャツを着た人々の姿が!指笛の神様がいると聞いてやってきたというスタッフに「神様というか、私は国王なんですけど」と答えた男性が、指笛王国おきなわの国王・垣花譲二さん。

指笛王国おきなわは、建国今年20周年。垣花譲二国王のもと、隔週土曜日に公民館の小ホールでおよそ30人の国民と共に、沖縄の伝統文化“指笛”の普及活動をしている。指をくわえて音が鳴る原理とは、普通に音を出す場合は指を輪っかにしているが、音階を作って演奏するには指を鍵型に曲げ、舌を下歯茎に付け曲げた人差し指を入れて息を吹くと、口の中に空気の渦が生まれ、唇と共鳴して前に出る息と共に音が鳴る仕組み。例えるならホイッスルと同じような原理だという。

小さな音でも鳴るようになれば、あとは大きくするのは簡単だが、問題は音が出るかどうかが勝負なのだという。王国で一番うまいのは音楽大臣である金城さん。約2オクターブの音色が出るという。うまく奏でるベテランもいれば、入国したばかりで指笛を始めたばかりの宮城さんは、まだ音を出すことが出来ないという。「僕は簡単と思って入ったんですよ。やればやるほど難しくなってくる」と宮城さん。

そして副国王である伊志嶺さんは御年95歳。帰りがけ、伊志嶺さんが指笛で三三七拍子を吹いてくれ、国民が掛け声とともに踊ってスタッフをお見送り。

伊志嶺さんの力強い指笛にスタジオの孝太郎も「キレイな音」と聞き入り、笑顔で踊って見送ってくれる一同に笑みがこぼれるのだった。
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