ヒロミ「全然香りが違う」コーヒーの“神”が考案した淹(い)れ方に感動…「テクニックじゃなく数字なんです」

2024.4.24 11:40

タレントのヒロミが4月20日(土)に初回が放送された『オー! マイゴッド! 私だけの神様、教えます』に出演。今回、初めてタッグを組む同じくタレントで俳優の小泉孝太郎とともにMCを務める。この番組では、街ゆく人に話を伺いその人にとっての“神様”についてインタビュー。
 
街頭インタビューでとある学生さんの“神”として名前の上がった、コーヒーの抽出技術を競う世界大会アジア人初の金賞受賞者、粕谷哲さんをスタジオに招き、誰もがこの淹(い)れ方をすれば絶対においしくできるという方法を実践してもらった。
 
手始めに、ヒロミがいつも家で淹れているやり方でコーヒーを抽出。一旦コーヒーの粉にお湯を少量注いで蒸らしたりといった工夫をしつつも、それを口にした小泉は「アイスコーヒーがぬるくなったような…薄くなったコーヒーのような」と今一つの反応。

ヒロミ(左)が実際に自宅でやっているのと同じようにコーヒーを淹れてみるが…

スーパーなどでお手軽に手に入るコーヒー豆でも味が激変するやり方として、世界一のバリスタ・粕谷さんが紹介するのは自身が考案した“4:6メソッド”という手法。まずは、コーヒーの粉を入れる前にフィルターにだけお湯を注ぐ。これは“リンス”と呼ばれ、紙の臭いを取り、ポットをあらかじめ温めておくということに加え、抽出されたコーヒーがフィルターに染み込むのを防ぐ役割を果たしているという。続けて粕谷さんいわく「“(コーヒーとお湯の)グラム数さえ守れば、誰でも僕と同じ味作れるよ”っていったのが世界大会の内容なんですね」とし、コーヒーの粉を20g計測。そしてお湯に関しては「使う粉の3倍の量を5回注ぐだけ」と説明。(今回は、粉が20gなので、60gを5回注ぐ)改めて「それだけで誰でもめちゃくちゃおいしくなります」と強調した。

実際に“4:6メソッド”でコーヒーを淹れる粕谷さん(左)と、説明に聞き入る小泉(右)

味の好みを聞かれ「酸味より甘さ」というヒロミに、「甘さと酸味のバランスの調整もすごい簡単にできる」とまたまた“4:6メソッド”のすごさを伝える粕谷さん。「甘さ重視の淹れ方に変えていきます」と言うと、60gのお湯を5回注ぐところを、1投目を少し減らし(この場合約50gに)、その分2投目を増やす(この場合70gに)だけで甘いコーヒーに仕上がるとのこと。「この淹れ方だけでですか?」と驚きのリアクションを見せる小泉に「テクニックじゃなくて数字なんですよ」と世界一の説得力と共に力説。
 
ちなみに前半の2投(60g+60g)と後半の3投(60g+60g+60g)で注ぐお湯の割合が4:6であることから“4:6メソッド”と呼ばれており、前半の2投で“酸味甘みのバランス=味”そして後半の3投で濃さが決まるという。
 
また、後半の濃度調整について「分ければ分けるほど“濃くなる”んですよ」と補足。逆に、同じ180gのお湯を注ぐにしても90gずつ2回に分けることで「ちょっと薄くなるんですよ」と説明を付け加えた。さらにこの場合、180gのお湯を一回で注ぎ切ることでアメリカンコーヒーになるという。説明を受けた小泉は「アメリカンはそうやって作ればいいんですね」と舌を巻く一幕も。
 
「うちのママ(妻・タレントの松本伊代)なんかアメリカンなんていうとちょっとお湯足してるけどね」と引き合いに出すとスタジオからは大きな笑いが起こった。
 
説明を受けている間に、安価で手に入るコーヒー豆を“4:6メソッド”で淹れたコーヒーが完成。「全然香りが違う」と早速ベタ褒めのヒロミ。口に運ぶと力強く「全然違う!うまい」と大絶賛。小泉も「おいしい!」とその味を称賛し「淹れ方でこんな変わります?」と味には感動しつつ驚きの様子。あまりのおいしさにヒロミも「お金取れる感じ」と感動。小泉も「良いホテルのコーヒー」と続けた。

あまりの違いに驚くヒロミ(左)と小泉(右)

最終的にヒロミが「これ、放送したくねぇな」と、この作り方がバレて欲しくないという胸の内をつぶやくと出演者たちの大きな笑いを誘い締めくくった。

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写真提供:(C)日テレ

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