『DASHメシ遺産』瀬戸内の人口250人の島で見つけた、絶品『ゲタの煮付け』の正体は?

2024.4.8 11:45

TOKIOの国分太一とAぇ! groupの草間リチャード敬太が4月7日放送の『ザ!鉄腕!DASH!!』に出演。農林水産省の郷土料理リストに載っていない“未知の郷土料理”を探す企画『DASHメシ遺産』で、瀬戸内海の塩飽本島(しわくほんじま)を訪ねた。

香川県丸亀市の塩飽本島は人口250人、車で1周しても30分ほどという小さな島。午前11時に船で島に到着。帰りの船が出発するまでの6時間、滞在することに。

塩飽諸島周辺は、世界有数の複雑な潮流で知られ、島の住民たちは巧みな操船技術を誇っていた。“水軍の島”として織田信長、豊臣秀吉、徳川家康にも重宝されてきたという。江戸時代の町並みが今も残り「ロケできそう!京都の撮影所じゃない?」と国分。

島を歩く中出会った島民の桃子さんが教えてくれたのは『ゲタ』。漁師のお父さんに掛け合ってくれるとのことで、用意可能なら連絡をもらう約束に。その後、築219年の古民家で民宿を経営している八重美さんに出会い『ニシ貝』をいただくことに。瀬戸内海で取れる春が旬の巻貝だという。見た目や味はサザエのようらしく、国分は「歯ごたえあって、お出汁(だし)も最高」と舌鼓。しかし単品の食材なので『メシ遺産』には認定ならず。

次に訪ねたのは、観光名所となっている民家の『吉田邸』。数々のお宝を所有し、トイレの便器がなんと有田焼。代々、船の仕事をしてきた家柄だという。近くの高台には、戦国時代に城があったそうだが、土佐の大名・長宗我部元親に滅ぼされ、その日が3月3日だったため、今でも「ひな祭りは一切しない」のだとか。

その後も、島民に聞き込みを続けるも、なかなかメシ遺産にたどり着けない中、3時間半。桃子さんからゲタの準備ができたとの連絡が。漁協で待ち合わせし、ごちそうになったのは『ゲタの煮付け』。ゲタとは舌平目(シタビラメ)のこと。4月が旬で、瀬戸内海産は身がふっくらと大きく、シンプルにしょうゆとみりんで煮付けにするのが定番。口にした国分は「めちゃくちゃうまい!ゲタ自体、味がしっかりしてる」と絶賛。リチャードも「めっちゃうまい!最高っすね!」と感動した様子。農林水産省のリストを確認すると『ゲタの煮付け』は記載がないため、『DASHメシ遺産』に認定された。その後も、瀬戸内海で多く獲れる『びんぐし』と呼ばれるイサキ科の魚の『お造り』、『びんぐしの塩焼き』を堪能した。

さらに漁協の吉田さんの協力で『まんば』の畑に案内していただくことに。高菜の一種である『まんば』を湯がいたあと、油揚げ、豆腐と一緒に炒めれば『まんばのけんちゃん』が完成。「ごま油の香りと、豆腐が食べやすくさせてくれる」「えぐみがまったくない」と2人は感激。しかし残念ながら、この料理は農林水産省のリストに載っていた。

旅の最後に国分は、「島のおいしいものを食べることができた、島の人の温かさを感じることができた」と締めくくった。

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写真提供:(C)日テレ

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