卒業式の定番ソングと言えば、昭和は『仰げば尊し』、平成は『旅立ちの日に』、そして令和は?

2024.2.6 12:15

古今東西の名物講師が登場し自ら“使える学問”を講義する『世界一受けたい授業』が2月3日に放送された。今回は『あなたの常識は古い!知らないと恥をかくアップデートSP』と題して、専門家がこれまでの常識をくつがえす新たな知識や情報をランキング形式で紹介した。

『卒業ソング』に関する話題では、いよいよ迎える卒業シーズンを前に、卒業式で歌われる歌にまつわる時代の変化を紹介。40代以上が実際に歌った歌1位は『仰げば尊し』だが、20代・30代が歌った歌は、合唱曲の『旅立ちの日に』。この曲は平成3年(1991年)に埼玉県の学校の先生が作ったもので、当初は先生から卒業生へのプレゼントとして用意されたのだとか。やがてこの曲を卒業生が歌うようになり、今では全国に広まっているという。

専門家は、『仰げば尊し』が歌われなくなった背景として「先生に感謝する歌を先生が生徒に歌わせるということの構造への反発も一部(あった)」と解説したうえで「今は、昭和のような“儀式のための公式ソング”といったような卒業ソングよりも、生徒たち自身が歌いたくなる歌の方が受け入れられてきているわけです」と語った。

さらに『卒業ソング』の定番も時代とともに変化しており、平成の卒業ソングは『3月9日』(レミオロメン)など、元々はテーマが卒業ではない曲を卒業ソングとして捉えるようになったという特徴があるのだとか。さらに令和に入ると『桜晴』(優里)や『カイト』(嵐)など多様なメッセージを含んだ曲が、卒業ソングとして用いられるようになったという。講義を受けて、タレントの佐藤栞里は「(令和の卒業ソングを)全部知ってるんですけど、卒業式で歌うんだっていうのがびっくりしました」と驚きを口にした。

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写真提供:(C)日テレ

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