森七菜「顔べつにかわいくない」 あくまで“普通にいる人”として作品に出演し続ける“覚悟”を示す

2024.2.5 11:45

俳優の森七菜が3日放送の日本テレビ系『Google Pixel presents ANOTHER SKY (アナザースカイ)』に出演。俳優人生7年の森が、芝居に対する迷いを打ち明けた。

1年前、映画の撮影で訪れたボリビアの『ウユニ塩湖』を再訪した森。思い出の地で「カメラの前に立ったりとか、その前で(台本に)書かれてることを演(や)るとか。なんか全部が不自然に感じて、気持ち悪いっていうか」と、ある時からカメラの前に立つ自分に違和感を持つようになったことを告白。

「自分の仕事が達成できてない感じがずっとあった時で、自分をおとしめる事しか考えてなくて、“もう最悪、今日も全然ダメ”みたいな毎日でした」と葛藤していた日々の中、海外での映画撮影の話が決まり、「そのタイミングで“撮影がある”って言ったんで、わりとドキドキしてました」と当時の胸の内を吐露した森。

ボリビアで行われたのは1か月に渡る一人芝居の撮影だったといい、「もう常に後ろとか隣にカメラがある状態で、“本当の自分を見られてる気がする”っていうか、“余計なこと考えない”っていうか。自然に浄化されたし、もう暇もなくてっていうので、どんどん(カメラへの)慣れっていうか、もう1回また最初(デビュー時)に戻るっていうか」と撮影を通じて徐々に原点回帰したことを打ち明けた森は、「最初の頃って、“役がどう思われるか”っていうのだけが大事で、“自分としてどう思われたい”とかなかったなっていうのを思い出してからは、どんどんカメラの前にいることがあんま怖くなくなったし、それをこの1か月間の成長だと思います」と、心境の変化とそこからの成長を回顧。

「もうね、本当に特別顔、べつにかわいくないし、品があるわけでもないし、“女優さんっぽいか”って言われると全くそうじゃなくて」と前置きし、「けど、“普通にいる人の映画がある訳だから、普通にいる人が女優の中にいてもいいよな”みたいな」と現在の思いを打ち明けた森は、「お芝居していくと人に見せない時間を見せることがすごい多いじゃないですか。恋人と2人きりの時とか、めちゃめちゃ不細工な泣き顔とか、そういうのを全部お芝居しに東京に来たので、“覚悟”は負けない」と作品に圧倒的リアリティーもたらす所以(ゆえん)を明かし、笑顔で締めくくった。

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写真提供:(C)日テレ

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