大谷翔平選手　「日やけ止めで肌を守ろう」　紫外線ケアの大切さ語る

「太陽の下で思いきり動いたり、やりたいことを思いきりやれる毎日を日やけ止めが支えてくれています」。
こうやさしく語りかけるのは、メジャーリーグ ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手。大手化粧品メーカーのキャンペーンで、日やけ止めの重要性に関するメッセージを寄せた。

キャンペーンのキャッチコピーは“大谷VS太陽”。打って投げて、超一流選手2人分の活躍を続け、“ユニコーン”や“地球外生命体”と表現される彼なら、太陽光に勝てそうな気もしなくもない。が、そんな地球のスーパースター・大谷選手でも日々の紫外線ケアは欠かせないようで、その大切さについて語っている。

「カリフォルニアはいつも大体晴れていて、紫外線も強烈です。なので、紫外線が肌や体に与える影響を意識するようになりました。いいパフォーマンスをするためにも、ダメージを防ぐことはとても大切だと思っています。太陽の下で思いきり動いたり、やりたいことを思いきりやれる毎日を日やけ止めが支えてくれています」。

紫外線を含む太陽光は、骨や歯を作るビタミンDの生成に欠かせない存在である一方で、シミやシワの原因となり、皮膚がんのリスクが高まるなどのデメリットもあるとされている。
気象庁によると、紫外線量の観測を開始した1990年から2020年の間で、10年間あたり約4％の割合で紫外線量が増加しているという。（※気象庁より）

その原因は国立環境研究所によると、なんと“大気汚染の改善”。地球のために取り組んでいる大気汚染の改善活動で空気中のちりなどが減り、紫外線が地表に届きやすくなってしまっているという。
（※国立環境研究所　■項目『適切に紫外線を浴びることを広めていきたい』より）

なんとも皮肉な現実。とはいえ、地球を守りながら自分の体も守っていかなくてはいけない。
大谷選手もこのように続けている。「日本でも年々紫外線が強くなっていると言われています。幼少期からの紫外線対策で未来にダメージを残さないことがとても大切だと聞いています。日やけ止めを幅広い世代に広めていくKOSEさんの活動を僕も応援しています。皆さん、日やけ止めで未来の肌を守りましょう」

このキャンペーンに参加した未来の“オオタニ”を目指す野球少年たちは、大谷選手サイン入りの紫外線対策メッセージカードをもらって大喜び。東京・世田谷区の強豪、用賀ベアーズの平尾くんは、「ぼくも将来プロ野球選手になって大谷選手と野球がしたいので、それまで現役でいてください。日本に帰ってきた時はベアーズに遊びに来てください！」と目を輝かせていた。憧れの大谷選手を身近に感じたことで、紫外線対策に少し興味がわいたかもしれない。

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写真提供：AP/アフロ