単独インタビュー 新成人の桜田ひより「選択肢の多い女性になりたい」あの苦手食材克服で大人を実感

2023.2.24 20:00

日本テレビのZドラマ第4弾『沼る。港区女子高生』(2月25日~)で主演を務めるモデルで俳優の桜田ひよりに、entax取材班が単独インタビューを実施。雑誌『Seventeen』の専属モデルとして活躍する一方、ドラマ・映画の話題作へ出演を重ねるなど俳優としても進境著しい新成人の桜田に理想の大人像などを語ってもらった。

主人公・倉石えな(桜田ひより)は絵の才能に秀でた高校生 (C)日テレ

――主演ドラマ『沼る。港区女子高生』の放送が25日からスタートします。作品の見どころと、主人公・倉石えなのキャラクターを教えてください。

えなちゃんはギフテッドな女の子で、普通の人の100倍、色を感じることができる能力を持っているんですけど、そのえなちゃんがある“推し”に出会い、そこから成長していく物語になっています。1話30分(全5話)をサクサクっと見られるので、気軽に見ていただきたいと思います。

――役作りで工夫したところは?

自分なりに試行錯誤したのは(クランク)インする前に、いろんな色を自分に取り入れようと思って、よく散歩をしていましたね。同じ景色ばかりじゃなくて、違う景色も見なきゃと思って、その日の空の色だったり、木の色だったり、葉っぱの色だったり、いろんな色を見ようと心がけていました。

監督と話し合っていたのは、色が100倍見えてしまう女の子なので自分の周りは色をなくそうということで、今回の衣装は白と黒で統一されていて、部屋の中も真っ白な空間になっていて、自分自身が触れているものすべては色がないふうになっているんですけど、その代わり周りの子にはすごくいろんな色が入っていて。いろんな髪色だったり、いろんな持ち物だったり、いろんな服装だったりしているので、えなちゃんの役作りとしても衣装の面でもすごく助けられたなと思います。

“ヌマじょ ポーズ”をする桜田ひより。番組公式SNSで出演者がよくするポーズで、手で「沼」を表現しているという

――役柄と自身の共通点は?

えなちゃんは幼なじみが2人いて、もう親友くらいの仲なんですけど、その子たちと話す時だけは心地いい状態というか、頑張って無理をしているっていうよりは自然体でいられる女の子なんですけど、私自身、やっぱり身近にいる家族だったり、親友には自然体でいられても、他の人と話すとちょっと緊張したり、人見知りが出たりする部分はすごく似ているなと感じました。

――Z世代が数多くキャスティングされています。撮影現場の雰囲気はいかかですか?

同世代の方がすごく多かったので、現場でも本当に学校にいるかのような雰囲気が出ていましたね。私もその空間にいられることがすごく楽しかったですし、いろんな方の話を聞いているのがすごく楽しかったです。あと、やっぱりお弁当がおいしかったので、毎日、朝早く(現場に)入って、お昼の時間じゃないのに“今日のお弁当は何だろうね”っていう会話をよくみんなでしていました。

Z世代の出演者が多く、撮影現場は明るく和気あいあいとした雰囲気(左から豊田裕大、桜田ひより、吉田美月喜)(C)日テレ

――ドラマでは、“推し活”にはまる高校3年生・えなとクラスメイトたちの卒業までの物語が描かれます。自身の学生時代を振り返ると、どんなことが思い出されますか?

すごくレポートに追われていた記憶しかないので。今となってはいい思い出ですけど、必死にレポートを書いて提出してみたいなのが、テスト勉強もテストの期間になったらやってみたいなのが、すごく印象に残っていたので、今それが解放されてすごく心が軽くなったというか、レポートに追われている時代もあったなと懐かしい気持ちになります。

――仕事と学業の両立は大変でしたか?

大変でしたね。お休みの時や、隙間時間を見つけてレポートを書いていたので、追われていたなっていう記憶があります。

――作品にちなんだ、さまざまなコンテンツがSNSでも展開されます。自身でSNSを使っていて良かったと思うのはどんなところですか?

自分の「好き」を発信できる場所でもあったりするので、自分の「好き」を皆さんに伝えることができるという面ではすごく助けられていますし、やっぱり(ファンの)コメントを読むとすごく力が湧いてくるというか、応援してくださっている方がいるのを目で見て実感できるので、すごくありがたいなと思います。

主人公・倉石えな役の桜田ひより (C)日テレ

――新成人の抱負を教えてください。

今年も笑顔で楽しく過ごせたらいいなと思います。

――理想の大人像は、どんなものですか?

選択肢の多い大人になりたいと思っていて。いろんなことを経験して、いろんな考えに触れて、いろんなことを吸収して、たとえば立ち止まってしまう瞬間があったとしても、いろんな選択肢を持つことで未来への幅が広がると思うので、そういう選択肢の多い女性になりたいと思います。

――大人になったと実感した瞬間は?

レバーを食べられるようになったことですかね(笑)。味覚が大人になったというか。今まですごく苦手だったのに、最近レバーが食べられるようになって、すごく私自身ビックリしました。

――昨年12月の誕生日で二十歳になりました。二十歳になってから、したことは?

父と一緒にお酒で乾杯できたのは、やっぱりすごく大きかったなという印象がありますね。(私が)二十歳になるのを、父が一番楽しみにしていたと言っても過言ではないくらいなので。そんな父と乾杯することができて、うれしいなと思いました。

――最後に視聴者へメッセージをお願いします。

えなちゃんがちょっとずつ“推し”と触れることで、どんどんどんどん周りの人を巻き込んで成長していくストーリーをぜひ楽しみにしていてください。

『沼る。港区女子高生』は2023年2月25日(土)から毎週土曜日 昼14:30-15:00 放送(関東ローカル)。※一部、変更の場合あり。

【Zドラマ】
「Z世代に向けたエール」をコンセプトに、ドラマの世界観をメディアや手法にとらわれず、SNS、楽曲、ライブ配信、映画、舞台など自由なカタチで描き出す日本テレビのドラマプロジェクト。

【沼る。港区女子高生】
Zドラマ第4弾で、推し活にはまる高校3年生の倉石えな(桜田)とクラスメイトたちの卒業までの物語。えなは、生まれながらに色が普通の人の100倍見える色覚を持つというキャラクターで、幼いころから絵を描く才能に満ちあふれる一方、異常なまでに絵を描くことに執着する子供だった。あるできごとから絵を描くことを封印していたが、完璧男子のタレント・園宮蓮(八木勇征)に特別な色を感じ、絵を描くことを始めてしまう。

【恋愛デスマッチ「国宝級彼氏オーディション」】
Zドラマ第5弾で、日本で一番彼氏にしたい男の称号である「国宝級彼氏」を目指す男たちのドラマ。『沼る。港区女子高生』の中に実際に出てくる配信番組でもあり、2つのストーリーがクロスオーバーしていく。

【桜田ひよりProfile】
2002年12月19日生まれ。千葉県出身。雑誌『Seventeen』の専属モデル。趣味はアニメ鑑賞。幼少期から芸能活動を開始し、ドラマ『明日、ママがいない』(2014年)で注目される。その後も数多くの話題作に出演し、2022年は映画『おそ松さん』、ドラマ『silent』などで好演した。

公式サイト :https://www.ntv.co.jp/numarujk/
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