【市ノ瀬加那&小林千晃 声優独自インタビュー】TVアニメ『葬送のフリーレン』第2期 ファン待望のフェルン&シュタルクのデートが実現!
日本テレビ系全国30局ネットで毎週金曜よる11:00より放送中のTVアニメ『葬送のフリーレン』第2期。entaxではフリーレンと共に旅をする、魔法使い・フェルン役の市ノ瀬加那と戦士・シュタルク役の小林千晃にインタビューを行った。第1期よりゆったりとした時間が流れるという第2期の見どころから、ファンが気になるフェルンとシュタルクの関係の変化、フリーレン役・種﨑敦美とのアフレコ秘話まで話を聞いた。
【葬送のフリーレン】
『週刊少年サンデー』(小学館)で連載中、山田鐘人(原作)とアベツカサ(作画)による漫画『葬送のフリーレン』。勇者とそのパーティーによって魔王が倒された“その後”の世界を舞台に、勇者と共に魔王を打倒した千年以上生きる魔法使い・フリーレンと、彼女が新たに出会う人々の旅路が描かれていく。“魔王討伐後”という斬新な時系列で展開する胸に刺さるドラマやセリフ、魔法や剣による戦い、思わず笑ってしまうユーモアなど、キャラクターたちが織り成す物語で、多くの読者を獲得。それを原作とするTVアニメは2023年9月から放送され、国内外で幅広い、数多くのファンを獲得し、大きな反響を呼んだ。

|第2期はゆったりしたテンポ感が魅力
――第1期のお気に入りシーンは?
市ノ瀬:真剣かコミカルかによっても変わってくるんですけど…コミカルな方いいですか?ハイターが嫌いな食べ物を飛ばしているシーンが大好きで、初めて見た時はお家で爆笑しちゃいました!そういう一面をフェルンには見せない、勇者パーティーのみんなにだけ見せるっていうのが、ハイターらしいなと思って、ハイターの人柄を含めて好きです!
小林:かっこいいシーンでいうと、リュグナーたち魔族と戦ったシーン。シュタルク的には、これだけ強い敵と戦うのは初めてということもあって、怖くて逃げたかったんですけど、フリーレンから「2人が魔族達(あいつら) より弱いなんて みじんも思っていないよ」という言葉をもらって戦って、仲間たちの姿があったからこそ、シュタルクは戦いきれたのかなと思っています。1人だったら難しかったかもしれないっていうところが3人のチームワークとか、それぞれ違う場所で戦っているんだけど、信頼し合っているところも含めて、この3人がパーティーでよかったなということを感じられてすごく好きなシーンです!

――第2期の見どころや注目してほしいポイントを教えてください。
市ノ瀬:第1期の後半で描かれた、一級魔法使い試験編のような激しいバトル展開とはまた違った、3人の旅路にフォーカスがあたっているシーンも多く、時間の流れをゆったり味わっていけるようなところが第2期の魅力かなと。温かみがあって、3人の日常のやり取りにクスッと笑ってしまうような、コミカルなシーンが第2期では増えているかと思います。

小林:テンポ感もゆったりしていて、3人のパーティー感や絆(きずな)をしっかりと見せていく描写が多い印象です。旅を通して、フェルンだったらハイター、シュタルクだったらアイゼンのことを思い出しながら、「師匠たちもこういう旅をしてたのかな、こういう景色を見てたのかな」と思いを馳せるシーンも増えています。それによって、緊張と緩和のギャップがまた魅力的で。敵も強くなっていて、バトルシーンのハラハラ感もより増していますし、シュタルクが前衛として機能して、2人が戦ってっていうシーンとか、2人の行動をシュタルクが読んで先に動くとか、そういうところも含めて連携が上手くなってる!みたいな…バトルを通してチームワークが光る描写に注目してほしいです。

――フェルンとシュタルクの関係についてはいかがでしょうか?
市ノ瀬:私がずっと楽しみにしていた2人のデート回が見られます!2人の変わらないもどかしさもありつつ、フェルンのシュタルクに対する対応も第1期の頃とは変わってきました。よりわがままを言えたり、2人の距離が表面的に縮まったというよりは、内側で穏やかに変わっていく、そんな描写が今回は多かったなという印象です。
小林:フェルンとの会話での共通トピックとして、フリーレンってすごく大きくて…。フリーレンの話をして仲良くなって、テンポのいい会話ができてたんですけど、逆にフリーレンの話しかできていないことに気付いてしまう。いままではどんな会話でもほほ笑ましい感じだったのが、ただ会話をするだけ、シュタルクが選ばなさそうなところをフェルンが感じ取って指摘するみたいなことも、これまででは見られなかった部分だと思います。そういう意味で関係は変わっているけど、だからこそもどかしくなっている部分もあって、第1期とはまた違う見応えがあると思いました。

|フリーレンとしてその場にいる安心感
――アフレコ現場は第1期との違いはありましたか?
市ノ瀬:第1期はコロナ禍ということもあって分散収録で、勇者パーティーと新パーティーは一緒に録れなかったんですけど、第2期では皆さんと一緒にアフレコをすることができました。改めて皆さんと一緒にお芝居ができるありがたさが身に染みましたね。第1期からの変化は、座る位置が決まったところです!私が端に座ろうとしていたところを小林さんが「こっち座ったら」と種﨑さんの隣に呼んでくださって、そのおかげで新パーティーの3人が横並びに座ることができました。役者同士座る距離が近いと、そこで生まれる会話もあるので、座る席一つとっても現場の空気感としては大きいなって思っています。
小林:第1期のころは、勇者パーティーだと種﨑さん以外とは一緒に録れなかったので、ヒンメル(CV.岡本信彦)、ハイター(CV.東地宏樹)、アイゼン(CV.上田燿司)の台詞を生で聞く機会がなかったんです。でも今回は一緒に録れたことで、このパーティーがいたからこそ、今のフリーレンがいるんだということがより伝わってきてうれしいですし、それを直接聞けたことが、いちファンとしてもうれしかったです。

――第1期の際にもお二人にインタビューをさせてもらったのですが、その際お二人とも種﨑さんは「背中で座長感を見せてくれる」ってお話しされていました。今回はいかがでしたか?
《第1期フェルン役・市ノ瀬加那インタビューはこちらから》
《第1期シュタルク役・小林千晃インタビューはこちらから》
市ノ瀬:種﨑さんはずっと種﨑さんでいてくださっているというか…第1期と変わらずフリーレンとしてその場に立ってくれている、変わらない安心感がありました。作品のことをメインにお話ししつつ、私も種﨑さんも猫を飼っていて、猫の話だったり日常トークもたまにしていました。
小林:かっこいいところだけじゃなくて、ちゃんとストレートに「分からない」とか、できなかったところも見せてくれるのが素敵だなと思います。種﨑さんってどれだけセリフ量があっても噛(か)まないんですけど、でも「ここはあれだったかも」ってちゃんとアクションしてくれて、僕らにもそっと聞いてくれるんです。表現者として卓越している座長だけど、ちゃんと人間味というか…僕らにも近い距離感で接してくださるところが、心地いい現場を作ってくれているなと感じています。しかも、それを狙ってやっているわけじゃないところが素敵です。

TVアニメ『葬送のフリーレン』第2期
毎週金曜よる11:00から日本テレビ系全国30局ネット“FRIDAY ANIME NIGHT”にて放送中
【市ノ瀬加那(いちのせ・かな)Profile】
北海道生まれ。第6回シグマ・セブンオーデイション合格、第15回声優アワード新人女優賞受賞。第18回声優アワード主演声優賞受賞。『機動戦士ガンダム 水星の魔女』スレッタ・マーキュリー、『ハニーレモンソーダ』石森羽花、『メダリスト』狼嵜光、『Dr.STONE』小川杠など数々の役を背負う声優。
【小林千晃(こばやし・ちあき)Profile】
神奈川県生まれ。『地獄楽』画眉丸、『マッシュル-MASHLE-』マッシュ・バーンデッド、『光が死んだ夏』辻中佳紀、『忍者と極道』多仲忍者、『アオのハコ』笠原匡など数々の役を背負う声優。











