50代の約4割が悩まされる“更年期障害”…大久保佳代子「夜中も暑くなるんですよ。Tシャツで寝てるし、布団はいじゃうし…」
12月23日に『上田と女がDEEPに吠える夜』が放送された。今回のテーマは“更年期”。出演者たちが更年期による不調について、DEEPに語り合った。
閉経に伴い、発汗や動悸(どうき)など様々な症状が現れる“更年期”。50代の約4割が“更年期障害”に悩まされているというデータもある【2022年「更年期症状・障害に関する意識調査」(厚生労働省)】。
実際、街の女性からは、「指のこわばりと、あと指が変形してきました。指が曲がらないです、朝起きた時とか」といった実体験や、「ホットフラッシュだよね、一番は。なんの前触れもなく急にバーって熱くなったり。1人だけ汗かいてたりとか」といった、突然体が熱くなり発汗が始まる“ホットフラッシュ”の症状も聞かれた。
スタジオには産婦人科医の高尾美穂先生が招かれ、さっそくMCの上田晋也が“更年期とはどういうものか?”と質問。すると高尾先生は、「更年期は全ての女性が迎える時期のことを指します」と話し始め、「卵巣という女性特有の臓器の働きがだんだんと落ちていく。一番わかりやすいサインが生理がこなくなる。生理がこなくなる前5年、後ろ5年。この合計10年を更年期と定義しています」と解説。

そして、更年期の間に経験する不調を“更年期症状”と呼び、高尾先生は「そういった不調に対して何かしら検査をしてみても、はっきりとした原因が見つかってなくて。生活に支障が出てる、“困るな”と思うようなひどい状態を“更年期障害”という病名で呼んでますね」と補足。
その代表的な症状として、「一番多く皆さんがおっしゃるのは“疲れやすい”なんですけれども」と切り出し、その他の身体的症状として、のぼせ、ほてり、動悸、息切れ、頭痛、めまい、不眠、肩こり、腰痛、関節痛をあげた。さらに精神的症状として、イライラ、意欲の低下などもあるという。











