「やってみたいことを思いっきり詰め込んでみました」不動産会社の営業担当が本気でリノベーションした部屋を大公開!成功も後悔も赤裸々告白
12月18日放送の『見取り図の間取り図ミステリー』では、リノベーションを試しまくった家をはいだしょうことお笑いコンビ・品川庄司の庄司智春が調査した。
2人が訪れたのは大阪市のとあるマンションの1室。この部屋の家主の谷口緑さんが2人を出迎えた。谷口さんの職業は不動産会社の営業で、リノベーションの営業も担当している。谷口さんは「自分自身が実際に体験してみたら、お客様にもより説得力が増すかなと思って。やってみたいことを思いっきり詰め込んでみました」と言い、今回はリノベーションの成功も後悔も告白してくれるようだ。

この部屋の間取りは、もともと65平米の3LDKだったが、リノベーションを経て1LDKに変わっている。2人はまず、木目調の壁が美しい玄関から調査を開始した。谷口さんに促されて、はいだが壁を押すと壁が開いてウォークインクローゼットが現れた。また、隣の壁を開くと中はシューズクローゼットになっている。谷口さんは「玄関の横にクローゼットを作っておくと、動線的には帰ってきてコートをかけてリビングに入っていけるので」と動線が簡略化されたことを明かし、この部分のリノベーションは成功だったとのことだ。

続いては、クローゼットの隣のトイレへ。壁が丸くカーブしており可愛らしい空間だ。しかし、谷口さんによると、掃除がしにくいという問題と、壁の裏のウォークインクローゼットにデッドスペースができてしまったため谷口さん目線では失敗だったのだとか。
フェイクグリーンをあしらった扉を通って、2人はリビングへ。リビングは天井が高く開放感のある造りになっており、天井の一部を下り天井にして間接照明を設置したことで漏れ出てくる光が暖かい雰囲気を出している。この部分のリノベーションは成功だったようだ。一方、セメントのモルタルで造られた床は、冬は冷たくなってしまうため失敗ポイントだと言う。谷口さんは「冬場のことを考えると、カーペットだったら」と後悔をにじませた。
また、リビングにはくつろぎスペースとして作ったハンギングチェアもあり、庄司は「こういう椅子とかもこういう空間がないと置けないですよ」と褒めた。しかし、ここで本を読むと酔ってしまうため、これは失敗だったそうだ。

他にも、谷口さんはリノベーションで間取りを変えるある仕掛けを施したと言う。はいだが壁をスライドさせると、隣の寝室が現れた。壁を開けておくことで寝室の大きい窓からも光が入り、リビングが明るくなるというメリットがある。また、壁を動かした状態でもテレビが見られるように、壁にはテレビとビデオデッキの大きさの穴が空いており、これはリノベーションとして大成功だ。
続いて、2人は洗面所へ。洗面所の三面鏡に手をかざすとライトがつき、はいだは思わず「わあ〜きれい」と声を上げた。これは色が3色で変えられるようになっており、普段は照明を抑えてメイク時だけ明るくすることができる。
そして最後は、木目調の広々とした浴室へ。浴槽には『酸素美泡湯』という、細かい泡で体をきれいにできるシステムを導入しており、スタジオの女性陣からは「欲しい!」と声が上がった。一方、洋室を浴室にリノベーションしているため大きな窓がついており、冬になるととても寒いのだとか。谷口さんは「二重窓にして断熱性能を高めたら良かったな」と改善ポイントを挙げた。
最後に谷口さんに家の住み心地について尋ねると、「新築を買うことを思えば安いですし。こだわりを詰め込んだ家なのですごく愛着があるのと。でもやっぱり、もっとこうやってみたいな、とかあるので。多分あと3回くらいは(リノベーションを)やらないと満足できない」とまだリノベーションを続ける意欲を見せた。











