包丁の神・おいりさんに高橋ユウが弟子入り!野菜嫌いの長男でも食べられる野菜たっぷりハンバーグを作る
2025.5.21 11:00
ヒロミと小泉孝太郎の2人がMCを務める『オー!マイゴッド!私だけの神様、教えます』が5月17 日に放送。包丁の神・おいりさんがタレントの高橋ユウに野菜嫌いの子どもでも食べられる野菜たっぷりハンバーグの作り方を伝授した。
道行く人に、その人にとっての神様のような人を聞き、実際に会いに行くこの番組。今回は『絶対マネしたい神のスゴ技SP』! 包丁の神・おいりさんが、料理の悩みを持つ芸能人を神技でお助けする人気コーナー『おいりキッチン』が放送された。

今回の相談者はタレントの高橋ユウ。2006年に『Cawaii!』の専属モデルとしてデビューし、姉の高橋メアリージュンと共に数々のファッション誌やテレビで大活躍。プライベートでは2018年に元K-1ファイターでキックボクサーの卜部弘嵩さんと結婚。現在は2児のママとして毎日手料理を振る舞い、自身のYouTubeチャンネルでも度々レシピを公開している。
そんな高橋の悩みは、長男が大の野菜嫌いということ。わからないようにみじん切りにしても、「これ嫌だ」と言って取り出して食べないという。なんとか長男に野菜を食べてもらいたい高橋のお悩みに答えるために、おいりさんの考えたメニューは野菜たっぷりハンバーグ。「あ!ムリムリムリムリムリ!やったやった、やりました!」と、すでに試してみたものの、ハンバーグは食べなかったことを伝える高橋だが、「本当にできます。材料の時点で多分ほとんどの方はびっくりすると思います」とおいりさん。

子どもの野菜嫌いの原因は、たいていは包丁で切った時による雑味や苦みによるもの。高橋が普段使っている包丁を見ると、「え、ちょっと待ってズタボロすぎて」と驚きを見せるおいりさん。荒くなった刃が雑味を出す原因になっているという。そこで、おいりさんが3種の砥石(といし)を使って緊急リペア。高橋の包丁を丁寧に研いでいくと、まるで新品のように生まれ変わった。

おいりさんのハンバーグに使う野菜は、高橋さんの長男が超苦手だというキャベツやトマト、玉ねぎを含む5種類。にんじんとしいたけは食べられるというが、「キャベツ?無理!トマトもダメって言ったじゃないですか」と、食べることは難しいと反対する高橋だが、「トマト感じなくなります」と言うおいりさん。最初のポイントは肉と一体化するように野菜を切っていくということだが、どんな切り方なのか…?
まずは玉ねぎ。半分に切った玉ねぎに縦の切り込みを入れてから、細かく刻んでいくのが一般的だが、おいりさんは横に切り込みを入れて玉ねぎのアーチに合わせて角度を変えて包丁を入れていく。すると同じサイズに切り分けることができるのだという。切り方も上からたたき切るのではなく、優しく突くように切る“突き切り”をすることで、苦みを抑えることができるそう。

お次はトマト。包丁の先端を持ち、そのまま先端をトマトに刺して回すと、簡単にヘタを取り除くことができる。さらにトマト嫌いな人は、種の周りの独特の“ジュルッ”とした食感が苦手という人が多いため、種を取り除いていく。

このように下処理したトマトは皮をむかず、玉ねぎと同じような5mm角の角切りにしていくが、「このトマトは隠せなさそうだな」と心配する高橋。しかし、おいりさんは「って思うじゃないですか。消えますよ」「本当に消えます」と自信たっぷり。そして、にんじんやしいたけも肉となじむように同じような形にそろえて切っていき、最後に登場するのが最大の難関、キャベツ!高橋の長男が特に苦手な野菜だ。
キャベツを入れた方が、甘みが出ておいしいので、野菜嫌い関係なくみんなに作ってほしいと言うおいりさん。刃渡りを使って突くような動きで切ることで、キャベツの細胞が壊れずエグみが出にくくなるという。さらに小さめの色紙切りにし、キャベツやトマトなど5 種類の野菜が肉とまとまりやすい大きさに切りそろえられた。
