包丁の神・おいりさんに高橋ユウが弟子入り!野菜嫌いの長男でも食べられる野菜たっぷりハンバーグを作る

2025.5.21 11:00

野菜嫌い克服のために超重要な“神ポイント”が2つ。1つ目は、野菜は肉を混ぜる前に絶対に火を通すこと。生の玉ねぎとひき肉を混ぜてしまうと、玉ねぎに含まれる水分が十分に抜けておらず、肉と玉ねぎがそれぞれ独立した食感になってしまう。野菜は炒(いた)めることで水分が抜けて食感が柔らかくなり、肉とのまとまりが格段に良くなるという。トマトは170℃を超えると酸味(クエン酸)が分解されるので、塩を少々加えて弱火でじっくり10分火を通せば、肉とまとまりやすそうなタネが完成。

そして2つ目のポイントは、タネを冷やしながら混ぜること。常に氷水で当てながら、冷やしながら混ぜることで、ひき肉が温まらないようにし、よりジューシーになるという。野菜が冷えたらショウガを少々加える。そしてひき肉は冷蔵庫から出したてを使うことが大事。ハンバーグ作りのポイントは常にタネを15℃以下にキープすること。タネを混ぜ合わせる過程で、結着力というくっつき合う力が働く。この結着力は15℃を超えると弱くなり、ひき肉がボロボロと崩れてしまう。そのため肉と野菜に一体感があるタネにするためには、肉の結着力が保たれる15℃以下にキープする必要があるのだという。

焼き上がりはとってもジューシー!

そして味付けにも“神ポイント”!人間がおいしく感じる塩分濃度は0.9%〜1.1%と言われている。今回はひき肉400gを使用しているので、その重さの1%にあたる4gの塩で味付けする。氷水で冷やしながらつなぎのパン粉20gと牛乳30mlを加え、よく混ぜ合わせていく。タネは弱火で片面5分ずつ焼き、火を止めて5分休ませればジューシーなハンバーグに仕上がる。

ソースはバター好きな長男のために、白みそバターソースに決定。バターをそのまま切ると、包丁にくっつき切りづらい上に洗うのが面倒…。そこで神が使うのがクッキングシート。バターの上にクッキングシートを乗せ、紙が切れないように引かずに真下に包丁を入れて、あとは抜くだけで包丁にバターがつかずキレイにバターを切ることができる。ソースの材料は、切ったバターと白みそ、そして水のみ。100ccのお湯に30gの白みそを溶かしてからバターを入れたら完成。

できあがったハンバーグを高橋が食べてみると…「ん〜、ふわふわでめっちゃジューシーで、シャキシャキ感とかゼロ」「うーわ何このコク!あんなに野菜が入ってるってわかんないです!噛(か)み進めていって、本当に意識すると甘みとしてそれを感じられます。野菜としての臭みとかアクとかじゃない。めちゃくちゃおいしいです」と大感激!

完成した野菜たっぷりハンバーグ

後日、おいりさんに教わったレシピを自宅で作って長男に食べさせてみる高橋。すると…長男は野菜が入っていることも知らずに「おいしいよ」とパクパクと食べ進めた。高橋のお悩みは見事解決した。

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写真提供:(C)日テレ

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