『吹奏楽の旅』で密着する3校目は秋田・ノースアジア大学明桜高等学校! 歌って奏でて目指すは創部初の全国金賞

2025.5.5 11:00

5月3日放送の『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』スペシャルでは、人気企画『日本列島 吹奏楽の旅』で今年度密着する3校のうち、ラスト3校目の高校が発表された。

これまでに発表された2校は北海道の旭川明成高等学校と、岡山県の明誠学院高等学校。そして今回発表された今年度ラストの3校目は、秋田県のノースアジア大学明桜高等学校。新年度に入ったばかりのこの高校の吹奏楽部をスタッフが訪ねると、吹奏楽部なのになぜか全員で合唱の真っ最中だった。一区切りついたところで「日本テレビの“笑ってコラえて”です!」と名乗るスタッフにキョトンとする部員たち。しかし続いて「『吹奏楽の旅』でやってきました!」と話すと「ひえあ~!」「うぉ~!」と大喜び。

ノースアジア大学明桜高等学校の吹奏楽部は、2・3年生だけで65名。これまで『全日本吹奏楽コンクール』東北代表の座は5つの高校で分け合っていたが、ここ2年はその中にこの明桜高校が割って入る形となっていた。

顧問の石崎先生は、コンクールで演奏する曲の選び方に秘けつがあると感じていたようだ。それまではクラシック音楽を中心に「カッコいいな!」「これ(生徒に)やらせたら映えるな!」という曲を選んでいたが、これまでに何度も演奏され続けてきたクラシック曲の場合、「こうするべきだ」「これが伝統だ」と凝り固まった演奏法を指導することになってしまいがちで、大会後には「どう表現したいのかがわからない」という感想をもらうこともあったという。

そこで、生徒たちが表現しやすい、物語性の強い曲という観点から選曲を見直したところ、2023年度の支部大会では「これ以上ないくらいの演奏ができた」と自他ともに認めるような演奏を披露することができたのだという。

この年の全国大会で銀賞を獲得した明桜高校は、翌2024年も全国大会に進出。やり切った涙を流し、「最高な演奏だった」と振り返る生徒もいるほどだったが、結果はまさかの銅賞。石崎先生は「金賞を取るために演奏するのではない」と言いつつも「全国大会で金賞を取ってみんなの本当に喜ぶ姿をみるっていうのは、絶対外せない目標なんです」と今年にかける意欲を語っていた。

4月中旬、仮入部ながらすでに新1年生も練習に加わるようになっていた。中には密着されていることを知らず、驚く新入部員も。彼女も「もしかしたら(明桜高校は)すごい強豪校だから、“笑ってコラえて”に出るかもしれないなぁってすごい期待をしていて、まさか…!」と密着されることについて大喜びだった。

石崎先生を交えて新1年生の初練習。先生は「(自分は)“楽器を吹く”ってあまり言わないようにしてる。そうじゃなくて“奏でる”って思ってほしい」「歌うことってすごく音楽に大事で、合唱的なアプローチをして奏でることって大事」と語り「それを徹底してやりたいがために、最近歌う活動をすごく増やしている」という。

最初にこの学校を訪れた際にみんなで合唱をしていた理由はここにあったのだ。物語性のある楽曲を歌って奏でるノースアジア大学明桜高等学校、果たして3年連続の全国出場、そして創部初となる全国金賞を獲得することはできるのか!?

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写真提供:(C)日テレ

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