男女8人組ダンスボーカルグループZILLION単独インタビュー「8人8色だけど、まとまってみえるのが強み」

2023.5.11 12:00

清水翔太が審査委員長を務めたオーディション『One in a Billion』発、男女8人組ダンスボーカルグループZILLION(ジリオン)が4月19日にシングル『EMO』でメジャーデビューした。応募総数5,000人以上の中から結成され、正式デビューを目指して1年強のプレデビュー期間を経てきたという彼らは、どんなグループなのか。entax取材班はメンバーに話を聞いた。

LUNA

■全員主役、どこから見ても面白いメンバー8人

ZILLIONのメンバーは8人。確かな歌唱力でグループをけん引する最年少の17歳のLUNA(ルナ)。メイク・メンズ美容に詳しく、グループのSNS運用にも携わる22歳のCASHIN(カシン)。8.5頭身の抜群のスタイルを誇るクールビューティー担当でありながら、メンバーから「お母さん」と呼ばれるくらい面倒見のよい18歳のTYRA(タイラ)。ヒューマンビートボックスが得意で、楽曲制作も行う23歳のKEIJI(ケイジ)。ZILLIONのリーダーでグループをまとめる姉御肌・20歳のRION(リオン)。メンバー随一のキレのあるダンスパフォーマンススキルを持ち、人見知りをしない性格の18歳・KAORA(カオラ)。指先まで神経の行き届いた美しいダンスを見せる22歳のMOKA(モカ)。明るい人柄のダンスリーダー・21歳のWATARU(ワタル)と、キャラクターもバックグラウンドも、まったく異なっていて、“全員主役”になれる、新しいダンスボーカルグループである。

RION

RION「今のZILLIONを一言で表現するとしたら『8人8色』かな、と思います。本当に個性があって、それぞれが得意としていることもまったく違っていて。たぶんどこを見ても“面白いな”と感じてもらえると思います」

KEIJI

KEIJI「RIONが言う通り、僕らは個性豊か。さらに言うと、その色を殺さずにやれるのがZILLIONの魅力だと思っています。個々の力だけではなくて、グループとして見たときに、すごくまとまっているのが面白いですね。“こういう時は、この人がセンターに来てすごく目立つ”といったことを確立できているのも、ZILLIONらしいですし。そこを上手く表現できているのが、僕たちの強みだと感じています」

TYRA

■グループは一人で戦うものではないと分かった

彼らがデビューするきっかけとなった『One in a Billion』は、ソニーミュージックが次世代の才能を探し出すために開催しているオーディション。彼らが参加したのは第2回目で、シンガーソングライターの清水翔太が審査委員長に就任。アーティストならではの視点で、独自の審査を展開した。コロナ禍の影響もあり、約1年、のべ300時間を超えるトレーニング(オンライン含む)に取り組み、メンバーの“育成”に注力し、“成長”が追えるオーディションとなった。特にZILLIONに選ばれたメンバーは、「グループとは何か?」といったことを、審査の段階で深く考えさせられたという。

MOKA

MOKA「私は1回目のグループ審査の時に初めてリーダーになったんですけれど、まとめるのが難しくて。オーディションを辞退することも考えるくらい、しんどかったです。でも諦めるのも悔しくて、次に組んだグループでは、どんな行動をしたらいいのかいろいろ考えて。お互いの思っていることをぶつけ合って審査に挑んだところ、1位を取れたんですよ。“グループってこうやって作っていくんだ”と学びになりましたし、1位を取ったことで自信にもつながって。これがメンバーに選ばれるチャンスをつかむきっかけになったと思います」

RION「私はMOKAちゃんがリーダーをしてくれていた時に一番近くで見ていたので、人と一緒にやることの大変さを知りました。でもその経験のおかげで、グループは一人で戦うものではないんだ、と思うことができました」

WATARU

WATARU「僕もリーダーとしてチーム4人をまとめた時があったんですけれど、ちょうどその時はコロナが拡大し始めて、期間が少し空いてしまったんです。でも夜中にZoomでみんなと会話して、それぞれの意見を集めて、“これをしよう。あれをしよう”と組み立てていったのは、すごく印象に残っています」

KAORA

FINAL審査を通過し、5,000人の中から結成されたZILLIONは、2021年12月にプレデビューシングル『Timeless』をリリース。2022年2月には清水翔太のワンマンライブのオープニングアクトとして、Zepp Hanedaで初のライブパフォーマンスを披露した。2023年に初のワンマンライブとなるSHOWCASE LIVE『BILLION』を開催するなど、パフォーマンスに磨きをかけて、経験を積み重ねていった。

CASHIN

そして満を持して2023年4月19日、デビューシングル『EMO』をリリース。タイトル曲の『EMO』は喜怒哀楽、さまざまな感情をまとめて愛そう、と高らかに歌った、底抜けに明るいファンクチューンで、お尻を振るユニークなダンスも注目だ。新たなダンスボーカルグループとして、今後のさらなる飛躍が期待されている。

【メンバー別のインタビューはこちらから】

MOKA・KEIJI「いつかZILLIONの楽曲を作りたい」

RION・WATARU「親近感もあるけれど、目標になるようなグループにしていきたい」

TYRA、CASHIN、KAORA「『EMO』で喜怒哀楽が激しくて、自我が強くてもいいことを伝えられたらいいな」

【ZILLION Profile】
清水翔太が審査委員長を務めたオーディション『One in a Billion』発、応募総数5,000人以上の中から結成された、平均年齢20歳・男女8人組ダンスボーカルグループ。2021年12月、『Timeless』でブレデビュー。これまでシングル5枚・EP1枚をデジタルリリースしながら、正式デビューを目指してプレデビュー活動を繰り広げてきた。男女混成ならではのきらびやかでポップな“ニュー・レトロ”な世界観、捻りの効いた楽曲・ダンスパフォーマンスなど、ダンスボーカルグループ界で“NEO”な存在感を発揮している。グループ名は10億分の1の才能(ONE in a Billion)として選ばれたメンバーが、果てのない可能性とスケールを持って羽ばたいて欲しい、という願いが込められているという。

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