【本日卒業発表】アイドル・LinQ歴10年・海月らな“1時間以上のロングインタビュー” 10年の歩み“永遠の端”…胸の内を語る

2026.4.5 20:00

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本日4月5日、アイドルグループ『LinQ』の海月らなが、“定期公演ファイナル”でグループからの卒業を発表した。卒業は年内を予定している。3月13日で“LinQ10周年”を迎えた海月。ステージの熱気が冷めやらぬ中で明かされたその決断の裏には、どんな想いがあったのか──。今回のロングインタビューでは、海月の10年の歩み、メンバーやファンへの想い、そしてこれからのLinQへ託した願いを届ける。寂しさや切なさも感じる卒業を前にしながらも、まっすぐな言葉で語る海月。その一つひとつの言葉には、LinQへの深い愛があふれていた──

LinQ海月らな、卒業を発表

本日4月5日(日)、LinQは“定期公演ファイナル”(@福岡)を開催。そのステージで、海月らながファンに向けて自らの卒業を発表した。【卒業発表の様子(LinQ公式YouTube)】

卒業発表前の海月らなにロングインタビュー

──卒業を考え始めたのはいつ頃ですか?
2024年の8月ごろです。当時は“6人LinQ”で【LinQ全国盛り上げツアー「毎日どこかでFestival !!」】を回っていました。愛媛へ向かうときも、みんなで車に乗って移動していて、10時間ほどかけて各地を回っていたツアーでした。その移動中、ずっと隣に座っていたのがLinQ一期生の髙木悠未さんで、将来のこととか、いろいろと深い話をすることが多かった時期でした。

そのとき、悠未さんから“卒業を決断したこと”を聞いたんです。車の中から二人で外の景色を眺めながら、これからの未来について話した時間は今でもすごく覚えています。「ついに悠未さんがいなくなるんだ」って実感して、私も“自分の卒業”を考え始めました。
【当時のツアー中のインタビューはこちら👉記事TikTok

海月らな

──考え始めてから発表まで約1年半…
最初は2025年の12月に卒業しようと思っていました。でも、タイミングをずっと葛藤していました。悠未さんと私、二人とも抜けたLinQの想像がつかなくて、正直「4人だけを置いて抜けられないな」っていう気持ちが強かったです。

そのあと、橘杏來と織多莉鈴が加入して、“LinQ 9人体制”がスタートしたんですけど…9人になったとき、LinQが活性化していくのをすごく感じたんですよね。

2025年1月から始まった【全国お披露目ツアー「お知らせします、君に逢いに行きます♡」】追加公演のファイナル・4月13日DRUM LOGOS(福岡)で、最後に『お知らせします、君を好きになりました』を歌ったとき…その景色を観て「まだ卒業できない」って思ったんです。「まだやめられないな。まだLinQにいたいな」っていう気持ちになったんですよね。

──気持ちの変化があったんですね
7月5日のZepp Fukuoka公演でも、「LinQの海月らなとして、LinQに何か残してから去りたい」って思った瞬間がありました。OGメンバーの方と現役メンバーで『Shining Star』を披露したんですけど、これまでのZepp公演では、私はマイクを持ってなくて、たくさんの先輩方の後ろでタオルを回すポジションでした。でもその日は、マイクを持って先輩方の前に立ち、先輩方の想いも背負ってステージで話したとき、「本当に続けてきてよかったな」って心から思ったんです。同時に、「先輩方がつないできた想いを、現役メンバーにまだ継承できてないんじゃないかな」とも思いました。それをきちんと伝えることが、私の“最後の役目”…その役目を全うしてから卒業しようと決意しました。

──現役メンバーだけで始まった歌いだし。そこから全員揃ったステージは圧巻でしたね
『Shining Star』は期生順に並んでいたんです。私は悠未さんの隣に立っていて、これまでのグループの14年の歴史や、メンバーの歴史、ファンの方も歴史をつないでいて…それが一つになった瞬間でした。その“つなぎ目”のところに私がいるんだと感じた時に、「まだ私にできることがある」と思ったんです。“悠未さんの想い”をもっと大きくして、先輩たちの気持ちも背負いながら…たくさんの背中を私がつないでいきたい。そして「この歴史を“令和LinQ”につないでいきたいな」という確信に変わりました。

その後、新体制になってからしばらく卒業のことは未定になっていたんですけど、「新しいLinQにつなげるためにも、自分の退く時期を考えないと」とは思っていて…その時思い出したことがあったんです。2018年、11人から7人体制に変わったときと、2019年の9人から安藤千紗、坂井朝香さん、小日向舞菜ちゃんの3人が卒業したとき。その二つの大きな変化のタイミングが、私にとってすごく成長できた時期だったんです。

誰かが卒業するときって、自分も成長するんだなっていうのを身にしみて感じています。今の後輩たちも、私や悠未さんのことを“先輩”として見てくれている分、頼ってくれている部分もあると思うので、いろんなことを考えた上で、新しいLinQの未来のために自分が退くことを決めました。年内での卒業を考えています。

──メンバーの皆さんにはいつ伝えましたか?
2月4日ですね。15周年ライブのミーティングという形でマネージャーさんに時間を作ってもらって、みんなには、サプライズの形で伝えました。その動画も撮ってます。「#今日のLinQちゃん」を撮るからってスマホを置きました、自分で(笑)

──皆さんどんな反応でした?
すごく泣いてました。私もつられて泣きましたね。伝えるときはフラットに話してたんですけど、泣いてるメンバーと目が合った瞬間にあふれちゃいました。今まで、卒業のタイミングを伸ばしてきたからか、実感が湧いてなかったんですよね。でも、言葉にしてメンバーに伝えると、「本当に卒業するんだ…」って感じてしまって、ちょっと涙してしまったので…そこがちょっと悔しいです(笑)

──その時伝えたことは…
私が卒業するということは、IQプロジェクトの中でこれまで先輩グループとして見られてきたLinQの立ち位置も、大きく変わっていくということを伝えました。『HelloYouth』も『MAGICAL SPEC』も今どんどん力を伸ばしていますし、歴的にも上になります。KOTONEちゃんや大島向葵ちゃんがいるから、LinQは後輩グループになる。

それでも、私が卒業したあとに久しぶりにLinQを見たとき、「やっぱりLinQが一番だな」と思える存在であってほしい。「卒業するまでの期間、私もできることを精一杯全うするから、みんなも胸を張って“私たちが一番” “私たちがLinQです”って言えるように過ごしてほしい」と伝えました。

──横浜公演での黒田さんの涙の理由が今…
2月7日の横浜の定期公演は、メンバーに伝えてから初めてのライブだったんですよね。だから私も『キミがいたから』でちょっとこみ上げちゃいましたね。

──相談した方はいますか?
髙木悠未さん(一期生)と新木さくらさん(五期生)に相談していました。ご飯に行ったり電話したりしながら、「卒業を決断するときってどんな気持ちだったんですか?」と聞いたりしました。

悠未さんは14年、さくらさんは9年。お二人のように長く続けることも素晴らしいことだと思うんですけど、初めて“終わりを決める”ことのほうがこんなに難しいんだと痛感したんですよね。長く続ければ続けるほど、終わりを決めるのが本当にもどかしくて…。大きなきっかけがなければ、一生LinQを続けられそうな感覚もありました。

でも、悠未さんもさくらさんも、自分の節目や人生も考えながら決断したと話していて。「チームのことをずっと考えてきたんだから、自分のことも考えていいんじゃない?」って言ってくれたことで、「なるほど。確かに」ってすごく腑に落ちました。それで私も、30代になる節目の前に卒業しようと思いました。

──妹のらんさん(HelloYouth)とはお話されました?
もうしょっちゅう電話はしているんですけど、その中でポロっと話したら、驚いていて。「あれ、言ってなかったっけ?」という感じでした(笑)でも今でも、まだ信じられないって言ってますね。らんは、私に憧れてアイドルになったんです。らんが5歳の頃、物心ついたときには、もう私はアイドルだったから、アイドルじゃない世界が想像できないみたいで「どうしよう」って言ってました(笑)

──決めてから今はまだ発表前ですが、どんな思いで過ごしていますか?
本当に、これが一生に一度の時間だなって思いながら過ごしています。卒業までのカウントダウンと一緒に過ぎていくこの時間を、絶対に忘れられない景色として、毎日しっかり目に焼き付けようって決めています。

最後の1月、最後の2月…っていうのも、自分の中ではすごく特別なんですけど、まだ言えない時期なので、正直、早く伝えたいなっていう気持ちもあります。

あと、『HANABI!!』の歌詞にもある「来年もまたこの場所で会えるかな?」っていう言葉と重なるんですけど、「来年はこの景色を見られないんだな」って思うと、やっぱり少し寂しい気持ちにもなります。でもその分、この最後の景色をちゃんと残して、絶対に後悔しないように過ごそうって、今はそういう気持ちでいます。

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