ゆりやんレトリィバァ 大粒の涙で「プライドが…」自身の内面に潜むものと直面した現実

2026.2.9 08:00
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ゆりやんがロスに移住して約1年になるが、実はロスにいられたのは半年ほどだったという。というのも、自身が監督、脚本など全面的に制作に携わった初監督作品が公開を迎えた。構想から5年かけてようやく完成した作品であったが、編集や仕上げなどは日本で行わなければならず、日本とアメリカを行き来する日々が続いていたようだ。映画の手ごたえは感じていた一方、「あっという間に1年経っちゃって…困ったな、こんなゆっくりしてたらあかんわ…」と焦りも感じていたようだ。日本では売れっ子芸人として多忙な毎日を送り、監督作品の評判も上々。しかしロスに戻ると「人間としてもマイナスからのスタート」と感じるほど何もできない日々を過ごす。そのギャップに思考が追い付いていかないもどかしさも感じていた。

だが、監督業を経験して得たものも大きかったとゆりやんは語る。「“自分の意見とか、(他人と)ぶつかるんやったら言わんとこう”みたいな…今までそうやって生きてきたんですけど、伝えないと意味ないから…」「唯一監督だけが言えるのが“私はこっちが好きです”って。好きかどうかで言えるのは監督やから、“好きかどうかで言おう”ってその時決めたんです」と、臆せず自分の意見を伝えるよう心掛けるようになったのだという。しかし「そのためには、自分で“なんで好きなのか?”を(自分自身に)聞くのはめっちゃ大変で…」と、新たな課題にも直面していた。

自分の本心と素直に向き合えるようになったゆりやんに、率直な現在の心境を聞いてみると「今この瞬間は…焦っては無いですね」と一言。しかししばらく考えた後「ちょっと聞いてみます。自分に、今」とカメラに告げ、じっと考え込み始めた。「“焦ってはない”って強がってるのかもしれない…本当は…でも何をしたらいいんだろう?」と、自身との対話の中身を口にする。すると次の瞬間、じっと閉じていたゆりやんの目から大粒の涙が…それでもゆりやんの“対話”は続く。「何の涙なんだろう?」と自身の内面を考えたゆりやんはやがて「もし自分が頑張っても“頑張ってます”とか言えなかったりとか…言えないからかなぁ…」と、強がっている自分を心の奥底に見出し始めていた。

ゆりやんレトリィバァの写真

夕日が沈みゆく海岸で、改めて涙について振り返ってもらう。「今日気付きました、いろんなことに」「プライドがめっちゃ邪魔してる。プライドが高い」「ちゃんとやってると思われたいとか、間違ってるって思われたくない…失敗したくない、とか…」「丸裸にしたい。丸裸にしたいんですけど、やっぱりプライドがあるんですよね」「プライドが高いってことも言いたくなかった、今まで」と、自分でも気付かなかった、あるいは目をそらし続けてきた自身の内面を直視することとなったゆりやん。「もっと“華やかな生活スタート”みたいに思ってたんですけど、こんなに自分というものに直面させられるか」と語りつつ「でも、答えはわからないんですけど、自分を紐解(ひもと)いていくという作業が、今は楽しい」と笑顔で語った。「本当の自分にならせてくれる場所」、それがロサンゼルスだった。

これまでに数多のハリウッドスターを生み出してきた演技の先生は、ゆりやんを「面白いだけじゃなくて人間味があった。ただのコメディアンとしては一度も見ていない。たくさんの可能性があると思う」と評価する。「エージェントの方、お問い合わせはこちらに」と最後にはゆりやんと一緒におどけて見せていたが、現実のものになる日も遠くないのかもしれない。

ゆりやんレトリィバァの写真

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写真提供:(C)日テレ

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