霜降り・せいや「プロジェクトB(バーコード)」コンビニレジはバーコード頭を読み取るのか?まさかの展開にスタジオ総立ち
バーコードのように残り少ない髪が頭頂部を覆う海原はるか師匠と、菊地優志。2人の頭を、さっそく立ち合い人である高野正成がスキャナー片手に読み込んでみる。スキャナーをかざしてみるが…反応なし。何度も試してみるが、反応しない。
そもそもバーコードとは、白と黒の線の幅と間隔のパターンで、数字や文字の情報を表している。その数字の桁数は標準的なものでは13桁、線の本数は30本にもなる。適当にスキャンするやり方は、桁数の多い暗証番号を適当に数字を組み合わせて探すようなもので、奇跡でも起きなければ難しい。
専門家の助言から、検証チームは、すでにあるバーコードに合ったヘアセットを、海原師匠と菊地の2人に施してみることに。選んだ商品はチロルチョコ。10円菓子の定番で、小さい商品であるから、バーコードも標準のものとは違い短縮バージョン。数字が8桁、黒線の本数も22本ということで、極限まで達成の可能性を高める。
バーコード頭を、本当の意味でバーコード化する作業は困難を極めた。2人にそれぞれヘアメイクがつき、本物のバーコードを再現しながら髪を工作していく。ヘアメイク開始から1時間半が経過し、やっと頭にバーコードが出現した。
頭頂部に忠実に再現されたバーコード。自然と見ている者の期待も高まる。スタジオではYOUが「読み込んでほしい」というと、霜降り明星・せいやも「反応してくれ!」と、固唾を飲んで見守る。じつに2時間ぶりにレジに向かうと、高野がスキャナーを当てる。
「鳴らないか!」、高野の声が響いた。残念ながら、あれだけ時間をかけても反応しない。やはり噂は噂でしかなかったのか、諦めムードが深夜のコンビニ店内を漂う。
しかし御年77でお笑い界のレジェンド、海原師匠は諦めきれない様子。「帰られへんわ、こんなん」、三度目の正直を信じ、再々チャレンジに臨んだ。









