霜降り・せいや「プロジェクトB(バーコード)」コンビニレジはバーコード頭を読み取るのか？まさかの展開にスタジオ総立ち

2回の挑戦が失敗。夜11時から開始された撮影であったが、時刻はすでに午前4時。時間やスタッフの疲労も考慮し、これがラストチャンスとなる。より可能性を高めるため、再現するバーコードの倍率を拡大。さらに髪の毛が少し長く、大きくなったバーコードも再現しやすい菊地に絞って最後の検証をすることになった。

ヘアメイキングスタッフが、今度は2人体制で菊地の頭にバーコードを浮かび上がらせる。完成したのは、正真正銘のバーコードヘア。皆の期待を背負って、菊地はレジに向かう。

高野がスキャナーをかざす。しかし、反応は依然としてない。何度も何度も試す。けれどダメ。プレッシャーに耐えかねた高野は、何を思ったか、ヘアメイクのスタッフにスキャナーを渡した。おそるおそる菊地の頭にスキャナーを当てる。

「ピッ」。消費税込みで11円。レジは菊地の頭をチロルチョコとして認識した。高野、海原師匠、菊地、スタッフも、その場にいた全員が歓声を挙げた。

スタジオでも、拍手喝采のスタンディングオベーション。スタジオのせいやも「鳥肌立った」、YOUも「がんばった！」と称賛のコメントが飛び交った。

フィクションでしかないと思われた噂話が、再現可能であることが立証され、出演者たちは大満足といった様子。ヒコロヒーは「“ピッ”ってなった瞬間、（『プロジェクトX』のテーマソング）『地上の星』聞こえた」というと、笑いが起こる。せいや命名の「プロジェクトB(バーコード)」は、見事な成功を収めたのだった。

関連記事