寺田心 ブレイクの裏で感じていた「辞めたいな」と思うほどの苦悩も…励みは「母に家とか買ってあげたい」という思い
子役としてブレイクを果たした寺田だったが、中学生になると成長と心のギャップに苦しむようになる。番組では、子役の先輩で寺田と共演経験もある俳優の加藤清史郎がインタビュー出演し、子役ならではの悩みに理解を示した。
子役としての世間的なイメージと、自分自身が持つイメージとの間に生じるギャップから「中学の居場所って本当に難しい」と語った加藤は、「子どもにも見えないし、大人にも見えないっていう一番そのすごく難しい時期」と、独特な難しさを抱えてしまう時期について言及。
自身もそれまでの世間からのイメージと、現在の成長との間にあった乖離(かいり)に悩んだそうで、「そのタイミングに僕はだからこそロンドンに行こうって言って、留学を決断して3年、ほとんどお仕事をやっていなかった」と回顧。そのうえで、あえて俳優として活動を続ける決断をした寺田に対し「逆に言えば心くんはそこを悩みながら学生生活っていうのを送ったのかな」と賛辞を送った。
一連のコメントを受け、寺田は「体は大人になりつつ、自分があるけど、ただその自分の心の中はまだ子どものままだし、追いつけない部分がやっぱりあった」と発言。周囲から求められるものが変わっていく境目の時期だからこその難しさを感じていたと語った。
それでも、その間に俳優を辞めようとは思わなかったのだそうで、「辞めたいっていうよりは、なんでできないんだろうっていう悔しさと追いつけてない自分の不甲斐(ふがい)なさ」を抱いていたのだとか。幼い頃に、俳優を辞めるという選択肢が人生からなくなっていたとした寺田は、「これが当たり前の環境で生きてるからと思うと。お仕事を辞めるはないかなって思ってました」とコメントした。
子役出身ならではの悩みと、それを乗り越えるほどの覚悟を感じる発言に、井桁は「辞めないって、選択肢の中で戦うって結構メンタルすごく削られそう」と感心した。
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