寺田心　ブレイクの裏で感じていた「辞めたいな」と思うほどの苦悩も…励みは「母に家とか買ってあげたい」という思い

俳優の寺田心（17）が11月2日放送の『おしゃれクリップ』に出演。子役として大ブレイクを果たした当時の心境や、その後成長するなかで感じた葛藤を振り返った。

3歳の時に母の勧めで芸能界入りを果たした寺田。当時は「ハチャメチャで元気」な性格だったそうで、撮影現場でもおしゃべりだったという。そんな寺田を家族は心配していたと言うが、所属事務所の人たちからは、そんな一面が寺田の魅力だと評価されていたそうだ。

その後、7歳の時に大ブレイクを果たすが、寺田は「あの頃はもう本当、仕事仕事っていうのか、もう結構いっぱいいっぱい」だったと当時の苦悩を吐露。「バラエティーとかロケとかって、こう自分が一生懸命言えるコメントとか楽しいとか、そういう気持ちの方が強かったけど、やっぱりお芝居ってなると好きだけどどうしたらいいかが分からない」とコメントし、役者としての課題にぶつかっていたことを明かした。

時には「壁に当たったりとかで。辞めたいな」と感じていたとも口にした寺田だったが、それでも自身がテレビで活躍する姿を喜ぶ家族の存在が励みになっていたようで、「自分も小さいながらに、そのまあ母に家とか買ってあげたいとかいろいろ思ってた」と、当時の覚悟についてコメントした。

ここでMCの井桁弘恵は、「それだけ人気になると、やっかみじゃないけど、なんかそういうのも…」と周囲の反応について質問。寺田は「意外とそれは大丈夫でした」と返し、学校でも友達に活躍を褒められていたうえで、「学校だと結構友達と一緒に鬼ごっこしたり」と、交友関係に悩みはなかったと振り返った。