費用は?体の負担は?近年注目される“卵子凍結”のリアル 10年前に経験したバービー「多分100万円近かったんじゃないかな…」
そんな中、卵子凍結に興味があるという村上佳菜子が「1回でどれくらいの卵子がとれるのかな?っていうのはスゴい気になっているし。あと何個保存しておけばいいのかな?っていうのも」と質問すると、船曳先生は「1回で何個くらいとれるかっていうのは本当に人様々なんですね。1回で10個前後っていうのを目安とします」と切り出し、「何個凍結されるかっていうのも人それぞれなんですが、1人出産するために20個、30個凍結される方もいらっしゃれば、とりあえず1回だけやっておこうっていう方もいらっしゃいますね」と、実情を吐露。
さらに、凍結する年齢で出産率が異なるといい、バービーが「35歳の人が、“必ず1人欲しい”と思ったら、何個くらいとっといたら安心ですか?」と尋ねると、船曳先生は「90数%いくのはやっぱ30個ですね」と回答し、一同騒然。そこで村上が「でも1回で10個前後なんですよね?」と確認すると、船曳先生は「そうです。30個も1回ではとれないので、あとが大変なことになってしまうので、30個でしたらやっぱり2〜3回は必要になる方が多いかなとは思いますね」と解説した。

最後に上田が、経験者として伝えたいことを尋ねると、バービーは「今やっぱり卵子保存とかの言葉が、独り歩きしてる感があるのか、“卵子とっておけば、将来妊娠するだろう”って思ってる人が、魔法のように思ってる方が多いのかなっていうのがちょっとあって」と印象を明かし、「実際私は(卵子凍結)したけど、不妊治療に3年もかかってるわけで。もう、“必ず妊娠できるとは限らないんだよ”ってことはわかった上でやった方がいいんじゃないかなっていうのはあります」と胸の内を告白。“卵子凍結のリアル”について理解を深める夜となった。
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