葉加瀬太郎 人生を変えたセリーヌ・ディオンとの共演秘話 無名時代に知り合い日本のドラマ用に作った歌が全米ツアーで大ヒット
葉加瀬太郎が、12月1日放送の『しゃべくり007』に出演。セリーヌ・ディオンと共演し、大ブレイクした際の裏エピソードを語った。
葉加瀬は、東京藝術大学在学中に、大学の仲間とKRYZLER&KOMPANY(クライズラー&カンパニー)というバンドを結成してデビュー。1990年代にはアルバイト情報誌のCMに大抜てきされた。
セリーヌ・ディオンと共演することになったきっかけについて聞かれると、「セリーヌがまだちゃんとデビューする前のことなんですけど」と話しだし、「デイヴィッド・フォスターというセリーヌのプロデューサーで、マライア・キャリーもやれば、ホイットニー・ヒューストンもやればという、もうアメリカの大ヒットメーカーですけど…。デイヴィッド・フォスターが東京でコンサートされたんですよ。そこで来た時に、僕たちKRYZLER&KOMPANYのライブのビデオを、デイヴィッド・フォスターに見せて気に入ってもらって。そしたら、“ちょうどセリーヌ・ディオンという若い歌手が売り込み中だから、一緒に何かやってみるのはどうですか”という提案で」と、世界的プロデューサーの目に留まったきっかけを明かした。
それから半年、1年くらい経ってから、日本のドラマ『恋人よ』のテーマ曲として作った曲がセリーヌ・ディオンとの作品『To Love You More』だったという。「日本だけでしか、知られていなかった曲だった…。その曲が日本でまずヒットして、それと同時にだんだん僕たちバンドの仲もギクシャクしだして解散に至るんですけど。ちょうどセリーヌがワールドツアーをスタートする時だったんで、“じゃあ太郎、もし支障がないのであれば、私たちのツアーに参加して1曲だけスペシャルゲストで『To Love You More』弾きませんか?”って言ってくださって」と、ワールドツアー参加の経緯を明かした。
世界的ヒット曲となった『To Love You More』だが、当初は知られておらず、葉加瀬はツアーを振り返り、「一番初めはオーストラリアだったっけなー…。やった時も、みんな知らない曲なんだけど、突然僕が行って…。でもスタンディングオベーションなんですよ。で、“あの曲はなんだ?”ってなって、“あのヴァイオリン弾きは誰だ?”ってことで、だんだんだんだん全世界でヒットしていく」と語ると、スタジオでは「すげー」「おもしれ~」と感嘆の声が上がった。










