出産年齢の上昇で注目されている“卵子凍結”のリアル クリエイティブディレクター・辻愛沙子「“1日でも早く絶対にやった方がいい”って言われて…」
2025.9.4 10:15
それを受けて上田が「30歳前後くらいで卵子凍結をする人が多かったりするんですか?」と尋ねると、船曳先生は「当院ですと、やはり30代でパートナーがいらっしゃらなかったり、もしくはパートナーがいらっしゃっても積極的じゃない場合ですね。そういう方がやはり卵子凍結ご希望でいらっしゃる一番多い層になりますね」と現状を吐露。

実際、卵子凍結は1日でも早い方がいいそうで、船曳先生は「卵子は、1つは数、もう1つは質、(=)妊娠しやすさですね。その両方において時間と共に減っていってしまいますので、そういう意味では早い方がより効果が上がります」と、卵子の数と質が妊娠しやすさにつながることを示唆した。
さらに船曳先生が、「卵子と精子って本当に出立が全然違うんですね。精子は思春期に入ってから新しい精子をどんどん作っていくんですけれども、卵子は自分が生まれる時に全部の卵子を作りきって生まれてくるんです。次々新しく作られるわけではないんですね。年齢に受ける影響が卵子と精子で全然違います」と解説し、「例えば自然妊娠とかだと、3人子どもが欲しかったら23歳から妊活した方がいいっていう論文もあるぐらいなんですね」と一説を紹介すると、スタジオは騒然。“卵子凍結のリアル”について理解を深める夜となった。
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