出産年齢の上昇で注目されている“卵子凍結”のリアル クリエイティブディレクター・辻愛沙子「“1日でも早く絶対にやった方がいい”って言われて…」
そんな中、実際に卵子凍結の経験があるというバービーは、「私、32 歳くらいの時に、その時ちょっと婦人科系の疾患があって通院してたりした時なんですけど」と振り返り、「AMH 値っていう数値を測ると、何となく妊孕(よう)性(妊娠するための力)みたいなものがわかったりするかもみたいな検査があるんですけど。それを30代前半でやった時に、数値があまり良くなかったんで、“これはちょっとやっておこうかな”って言って」と、卵子凍結に踏み切ったきっかけを吐露。

ところが、「いざ足を踏み入れたんですけど、当時私、ゴリゴリのお下劣芸人をやっていて。普通に悩んでいってるんだけど、先生が私の顔を見て、“あなた芸人さんらしいわね。冷やかさないでくれる?ここはそういうとこじゃないから”って言われちゃって」と心無い言葉をかけられたというバービーは、「“スゴく失礼な”と思ったんですけど、それぐらい偏見が強かった時代なんですよ10年前って、やる人がいなかったし。でも最後の方は、ケンカして腕組むぐらいの仲良しに」と和解したことを思い返した。
同じく卵子凍結の経験があるというクリエイティブディレクターの辻愛沙子は、「私は、28歳の終わりから29歳くらいの時にやったんですけど」と切り出し、「今も含めて、子どもを具体的に欲しいとか、“何歳まで”にみたいなのってそんなに考えてなくて。現実的に今は考えられないけど、選択肢を将来のために残したいなって思い始めたのが1つ」と卵子凍結を意識したきっかけを口に。
さらに辻は、「あと2019年から、『news zero』のコメンテーターをやらせてもらってたんですけど。有働さんから、“早いに越したことはない”と。“1日でも早く絶対にやった方がいい”って言われて。時間は巻き戻せないから、その有働さんの超強いエールによって、“やろう”って決めてやりました」と、有働由美子から背中を押され、決意したことを振り返った。

そんな中、村上佳菜子は、卵巣に小さな袋ができる、ホルモンのバランスが崩れる、排卵障害が起こるなどがみられる疾患、“多嚢胞(たのうほう)性卵巣症候群”であることを明かし、「私も遺伝的に患っていて、そうすると自然妊娠が難しくて」と悩みを告白。続けて「お母さんもそれでスゴく治療を頑張って、やっとできた子だったので。結構興味があって、今調べてるんですけど」と、卵子凍結への関心の高さを打ち明けた。