間取り図に描かれた2つの丸の正体とは? DIY好き夫婦の便利で遊び心満載な仕掛けにスタジオ驚き

2025.8.22 17:00
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そしてついに、ミステリーである2つの丸があるリビングへ。四角の中に描かれた2つの丸は、リビングに置かれていた机に開いた穴だった。椿は「ゴミ箱なんじゃない?」と推測するものの、「ちょっと弱いよね、ミステリー感としては」と自信なさげ。すると、王林は「壁にも穴が空いてる!」と、リビングの壁に設置された背の高い収納にも同じ大きさの6つの穴が空いていることに気がついた。博康さんによると、テーブルの穴2つと収納の上部の2つの穴は同じ役割を果たしているのだそう。

まずは収納の下部4つの穴の用途を明らかにすることに。1つ目はプロジェクターを使って投影するための穴、2つ目は録画デッキの赤外線リモコン用の穴。3つ目はお気に入りの食器を鑑賞する穴、そして4つ目はスピーカー用の穴だと判明。

そしてとうとう、テーブルと収納上部の穴の用途が明らかに。博康さんがおもむろにテーブルの穴に猫じゃらしを近づけて振ると、黒ネコが穴からひょっこりと姿を現した。椿と王林は「可愛い!顔出した!」と大興奮。テーブルと収納の穴は、ネコのために開けた穴だったのだ。

テーブルの下を覗き込むと、そこには空間が作られており、穴から穴へとネコが移動できる仕掛けになっている。また、収納の一部を開けると、なんと中はキャットウォークになっていた。なんとも遊び心のある仕掛けに、王林は「ネコになってやりたい、これ」と目を輝かせる。

すべての部屋に地面から35cmの空間が設けられているのは、ネコが部屋と部屋を自由に行き来できるようにする工夫だ。家をこのようにリノベーションしたきっかけは、約8年前に保護猫を飼い始めたことだったという今井さん夫婦。どれくらいの高さを登れるかなど、ネコの習性を観察し、それを一つ一つこの家に反映させたそう。オブジェが天井にあるのはネコの手が届かないようにするためで、透明な扉はネコが外に出ないようにするためだった。

スタジオのハシヤスメ・アツコは「猫ちゃんにとっても暮らしやすいですし、掃除絶対しやすいですよね。毛とか落ちてもルンバ通れますもんね」と、メリットの多い建築の工夫に感心していた。

<公式HP>
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写真提供:(C)ytv

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