空港税関・“オクトパス木村”が海上税関へ!船舶貨物による不正薬物の密輸にかかわる組織を一網打尽にした“コントロールド・デリバリー”とは?

2025.8.8 09:45
  • Twitter
  • Facebook
  • Line
木村昴の写真

声優の木村昴とタレントの高田夏帆、田中美久が8月7日放送の『THE突破ファイル』の再現VTRに出演。普段は国際空港の税関職員役を演じている3人が、空港を飛び出し海上税関として不正薬物の取り締まりを行った。

卓越した知識と、物品に蛸(たこ)の触手のように這(は)わせる指先のわずかな感覚から、その素材や情報を読み取ることで、“オクトパス”の異名を持つ木村監視官と、その部下である高田・田中係員の3人は、今回港で船舶やコンテナなどの取り締まりを行う海港取締部門へ。

桁違いの密輸が発見されることもある港湾で、木村は「漁船なのに漁をしていない船や漁師っぽくない服装の乗組員などわずかな違和感を見逃してはいけません」と部下の2人に語りかけ、いつもとは違う環境ながらその感覚を研ぎ澄ませていた。

するとそこへ、海外から運ばれたコンテナ貨物の中に大量の密輸品が隠されているとの情報が入り、3人は対象となるコンテナのもとへ。すると高田は事前に提出された輸入納税申告書の内容から「コンテナで運んでくる貨物の量にしては少ないような気がしますね」と、荷物をギリギリまで詰めるのが当たり前のコンテナに不自然な余裕があることを発見。

そして、貨物の荷主である外国人男性立ち会いのもと、コンテナを開け、検査が行われることとなった。“アウトドア商品やDIYの輸入代行業者”を名乗る男性が運んできた荷物の中には、ペンキや木炭、自転車や束になった木材など、あらゆる種類のアイテムがあり、3人はそれぞれを手にとって不審な様子がないか観察。

あらゆる種類の荷物に対して、その販売経路や内容を饒舌(じょうぜつ)に説明する男性に対し、木村は心の中で「受け答えに違和感はない…落ち着いてはいるが…瞬きが多い…ウソをついているときに出る仕草…要注意だな」と言葉を漏らした。

すると、それぞれの荷物に怪しい箇所は見つけられないものの、検査機器が不正薬物の反応を検知。荷物の中に薬物を混ぜ込んだり練り込ませた跡はなかったが、勝ち誇った表情の男性の様子を観察しながら、ついに木村は「まさかそんなモノを隠していたとは…」と一言。その上で、部下の2人に何かを伝え、検査を終了するのだった。

1 2

クオカードプレゼントキャンペーン2024

関連記事

おすすめ記事

ジャンル