承認欲求が非常に強い“アダルトチルドレン”その要因とは?なえなの「“ダメな子だ”って言われて育ってきたので…」
そこでMCの上田晋也が、「しょこたんとか自分で思い当たるところがあるわけでしょ?」と尋ねると、中川翔子は「いわゆる普通のお家とかではなくて、父が幼少期に早く亡くなってしまったってこともあって、より母にべったりで」と切り出し、「母が出かけてほしくないから、財布を毎日違うとこに隠したりとかやってましたね。スゴいキレてましたけど、その分探す1時間くらい稼げるから、“母がいてくれる”みたいな」と幼少期を回顧。
さらに、「父が亡くなったっていうことがずっと頭の中にあるから、“どうせ今日死んじゃうかもな”とか、そういうことばっかり考えちゃいますね」と胸の内を明かした中川は、「仕事も大好きなんですけど、毎回、“これで最初で最後だわ”って落ち込んで帰るっていう。ネガティブ、自己肯定感が低いはもう直らないですね」と表情を曇らせた。

そしてなえなのも、「幼少期から結構、家庭環境があんまり良くなくて」と話し始め、「両親から結構“ダメな子だ”って言われて育ってきたので。物事がうまくいってても、“自分はダメだ”とか、“このあとどうせうまくいかなくなっちゃうんだ”って思い込みが、今でも直らなくて」と葛藤する胸中を告白。
続けて、「夢だったタワマンに住んでた時があったんですけど、いろんな家が見えるじゃないですか」と振り返ったなえなのは、「“こんなに地球上にたくさんの人がいて。自分なんかこれっぽっちだから、消えちゃってもなんにもならないんだろうな”とか、暗い気持ちになっちゃって。秒で引っ越しました。タワマンは自己肯定感低い人にはおすすめしないです」と実体験からのアドバイスを口にした。
それを受けて山名先生は、「自己肯定感の低さっていうのは、“アダルトチルドレン”の方の典型的な特徴の1つなんですね」と切り出し、「ありのままで価値があるっていうふうに思えないので、他者評価に依存しちゃうんですよね。そうすると軸が自分にないから、他人軸でいろいろ心が乱されちゃうので、一向に自己肯定感は上がっていかないっていうループになってしまいます」と解説した。