坪倉由幸演じる医師倉持の“圧力”にSNS騒然…「卑怯だぞ!!」「この人最低…」『DOCTOR PRICE』第3話

2025.7.30 17:30
岩田剛典と北山宏光の写真

7月27日に日本テレビ系日曜ドラマ『DOCTOR PRICE(ドクタープライス)』第3話が放送された。父を自殺へと追い込んだ医療業界の闇を暴くため、メスもカルテも持たないひとりの男が立ち向かう─。“転職したい医師に値段をつけて、病院相手に売りさばく”通称、医師専門転職エージェント・鳴木金成。人と金を操り、グレーな手法で、欲にまみれた者たちを裁く、痛快×医療サスペンス。
(※以下、ネタバレを含みます)

医師専門転職エージェントの鳴木金成(岩田剛典)は、掟(おきて)破りの方法で求職者の希望を叶(かな)えながら、3年前に起きた父・将成(林泰文)が全責任を負った医療過誤の真相を追っていた。そんな中、見つけた銅坂麻衣(菊池日菜子)の手術における看護記録。それは何者かが将成に罪をなすりつけたと思われるものだった。極東大学病院時代の同期・依岡(北山宏光)によると、3年前のオペの直後にいなくなった看護師がいるという。しかも、彼女の履歴書は不自然に処分されているという。

菊池日菜子の写真
意識を取り戻さず入院している麻衣

ある日、医療従事者向けのシンポジウムで“営業活動”を行う夜長(蒔田彩珠)は、大金を持っていそうな匂いのする経営コンサルタント・押切多恵(山本未來)と出会う。三葉訪問クリニックの買収を目論む押切は、院長を担える医師を探していると鳴木に相談。経営は自分が担当し、院長には医業に専念してほしいといい、さらには女性医師を希望するという。押切から提示された高額の紹介料には興奮するものの、鳴木とともに押切に対してうさん臭さを感じる。

山本未來の写真
女性の社会進出を声高にうたう押切だが…

SNSでは「詐欺師は金回りの良さアピールするってあるあるかも」「美人で有名人でお金持ちなら、詐欺師って疑わないかも…」「車わざと見せたって言われるとそうなんだ~と思う」「鳴木さんと夜長ちゃんの嗅覚すごい」など、押切のうさん臭さを嗅ぎつける鳴木と夜長に驚きの声があがっていた。

そんな時、鳴木の元に総合内科一筋でやってきて訪問診療にも興味のある楢崎弥生(朝倉あき)がやって来る。彼女は1年後に父親のクリニックの分院で院長を務める予定のため、1年限定で常勤医師として雇ってくれる病院を紹介してほしいという。鳴木は押切が詐欺師で、病院を買収したあとに融資を受けた金を、自分の会社に流用しようとしていることを見抜く。詐欺を終わらせるために楢崎に協力してもらい、楢崎が押切に憧れていたとうそをつき、押切に楢崎を紹介して報酬を受け取るのだった。

山本未來らの写真
押切に楢崎を紹介する鳴木

三葉訪問クリニックの院長を引き受けることにする楢崎だが、押切は楢崎が病院の口座を管理させないと鳴木のところに抗議にやって来る。「応じてもらえないならこの話、白紙にさせてもらう」と告げる押切。「あなた私に憧れてたんじゃないの?なぜ信用してもらえないのかしら?」と楢崎に迫る押切に、鳴木は、それは全部作り話だと明かし、三葉訪問クリニックは、楢崎が次期院長に就任する楢崎クリニックが買収することになると告げる。「三葉のことを調べたらとてもいい病院だとわかりました」「だからあなたのような人に渡してはいけないと思ったんです」と思いを告げる楢崎。さらに鳴木は、先手を打って押切が銀行からの融資金を不正利用しているとして労働基準監督署の北見(成海璃子)に相談していた。見事に押切の鼻を明かし、押切は警察に自首。鳴木は1年後に退職する楢崎の後釜も用意し、三葉訪問クリニックも持続させるのだった。

蒔田彩珠の写真
女性の権利を訴える押切に厳しい一言を言い放つ夜長

視聴者からは「女だからバカにされてるって言いながら、横領しちゃうなんてね」「おいしい話には裏があるんだな」「医者でもだまされちゃうんだ」など、押切の矛盾した気持ちと詐欺の手口にがっかりする声があがっていた。

一方、依岡から告げられていた行方をくらませていた看護師・安藤佳恵(大西礼芳)は、息子が拡張型心筋症で3か月前から極東大学病院に出入りしていることがわかる。さらに安藤は現在、三葉訪問クリニックに勤務していた。鳴木は三葉訪問クリニックを訪れ、安藤を待ち伏せすると、「私のこと、わかりますよね」と尋ねる。鳴木が例の看護記録のコピーを見せて、「あなたは銅坂麻衣さんの手術に関わっていた。オペメンバーにあなたの名前はない。だが、筆跡はあなたのもの」と不審な点を指摘し、現場にいたのではないかと質問をする。「看護記録を書き直すよう誰かに指示されたんですか?安藤さん、私は真実が知りたいんです。真実を教えてください」と詰め寄ると、安藤の電話が鳴って彼女は立ち去る。

岩田剛典と北山宏光の写真
依岡から安藤のことを聞く鳴木

安藤が電話に出ると極東大学病院の倉持(坪倉由幸)が鳴木に何も話していないか確認し「我々は運命共同体です。大丈夫ですから、息子さん、助けたいでしょう?」と言うのだった。SNSでは、「子どもが人質みたいになっててかわいそう」「息子を人質に黙らせるなんて卑怯(ひきょう)だぞ!!」「汚い手使うなぁ」「この人最低…」など、暗躍している倉持に対して辛辣な声が多くあがっていた。

8月3日放送の第4話では、鳴木の父・将成と共に、銅坂麻衣の手術に参加していた安藤佳恵は手術後、看護記録を偽造していた。そして現在、安藤の息子・蒼は極東大学病院に入院中で、ドナー待ちの状態だった。依岡によると、蒼の心臓移植を倉持が担当することが早々に決定しているという。一方、極東大学病院では、蒼に対し、“スティフト”を用いたカテーテル術を行うことを倉持が提案する。これまで小児への実施例がない中、院長の天童(篠原涼子)は、網野教授(ユースケ・サンタマリア)の意見も聞きながらも、ある決定を下す─。

◆番組公式
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