「地域のために貢献できたら」1日に何回も暗くなる“音NG”リビングで行われていたこととは?
2025.7.25 11:15そしてついに、リビングが1日に何回も暗くなるというミステリーの答えが明らかになる。直史さんの仕事部屋で、「ちらっとのぞいてください」とうながされて森田が黒布をめくると、リビングではなんと大きなスクリーンで映画が上映されており、たくさんのお客さんが座っていた。
ミステリーの答えは、映画館つきの家だったのだ。吉田さん夫婦は1日に4回ほど上映する映画館カフェ『土間シネマ』を経営している。リビングの間取り図がグレーに変わるのは、映画館にするため、暗くなることを表していた。玄関のカーテンや窓の黒布は上映中に光を漏らさないためのもので、キッチンにあった豆はポップコーンだ。ただ、保健所の免許は軽飲食店なので、「手の込んだものを作ってはいけないというルールがある」とのこと。さらささんの洗面所生活は映画館に音を響かせないためだった。
また、ロケの日にリビングで上映されていた映画は森田の初主演作品で2023年に公開された『大阪古着日和』。上映後、森田はサプライズで挨拶し、お客さんたちを喜ばせた。森田が「この間取りの魅力は何ですか?」と尋ねると、直史さんは「地域活性化であったりとか、コミュニティーを作るということに寄与できているんじゃないかと。地域のために貢献できたらなと」と、自宅のリビングが映画館として地域の憩いの場になることの喜びを語った。
写真提供:(C)ytv
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