原菜乃華 最近、成長したと感じた瞬間とは?「ちょっと怯えてます」 劇場アニメ『不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-』

2025.7.24 21:30
劇場アニメ『不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-』完成披露試写会舞台挨拶に登壇した原菜乃華

原菜乃華が劇場アニメ『不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-』完成披露試写会舞台挨拶に登壇。最近、自身が成長したと感じた瞬間などを語った。

1865年にルイス・キャロルが生み出し、今もなお世界中で読み継がれ、数多く映像化されてきた名作『不思議の国のアリス』が、日本で初の劇場アニメーション化。劇場アニメ『不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-』が 8月29日(金)より全国公開される。

アニメーション制作を『SHIROBAKO』『劇場版プロジェクトセカイ 壊れた世界と歌えないミク』等を手掛けるP.A.WORKS、監督を『色づく世界の明日から』『白い砂のアクアトープ』の篠原俊哉、脚本を『薬屋のひとりごと』『アオのハコ』の柿原優子、そして、コンセプトデザインを『ファイナルファンタジー』シリーズの新井清志が担当するほか実力あふれるドリームチームがアリスの世界感を描き出す。

この度、完成披露試写会が開催された。主人公・りせ役の原菜乃華、アリス役のマイカ ピュをはじめ、間宮祥太朗(浦井洸役)、小杉竜一(ブラックマヨネーズ/ハンプティダンプティ役)、山本高広(青虫役)、篠原俊哉監督が登壇し、アフレコ時のエピソードなどを披露した。

イベント冒頭、予告編上映後の暗転の中、SEKAI NO OWARIによる本作の主題歌『図鑑』が流れ、メロディに合わせてカーテンが落ちると、そこには本作を彩る豪華キャスト陣が登場。まさにワンダーランドの扉が開くかのような、華やかでドラマチックな幕開けとなった。

完成した作品を見た感想を問われると、原は「初めて完成した映像を観たとき、ワンダーランドの世界がとても綺麗で迫力もあって、SEKAI NO OWARIさんの主題歌も素晴らしく、これはぜひ劇場で観ていただきたいと思いました」と、作品への思いを語りつつ、「緊張しすぎてネタバレしないように気をつけながらお話します!」と笑顔を見せた。マイカは「すごく練習したので、たくさんの人に見てもらいたいです」と初々しく語り、間宮は「アリスが主人公じゃないという設定にまず驚きました。台本を読みながら、どう映像になるのか想像できないまま声を入れていたので、完成版を見てこうなるんだ!と感動しました」と振り返った。

劇場アニメ『不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-』完成披露試写会舞台挨拶に登壇したマイカ ピュ
マイカ ピュ

キャスト陣は、それぞれ演じたキャラクターとの共通点にも言及。
原は「りせは慎重で、人の意見に流されやすいところがあって、共感できる部分が多かった」と話し、マイカは「自由で元気なところ、失敗してもチャレンジし続けるところが自分と似てると思います」と笑顔で語った。間宮は「似てるところはあまりないです(笑)」とコメントするも、共演者から「ルックスが似てる」とツッコミが入り、会場は和やかな空気に包まれた。

劇場アニメ『不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-』完成披露試写会舞台挨拶に登壇した間宮祥太朗
間宮祥太朗

小杉は「見た目だけで選ばれた気がします(笑)。というのも、実はこの作品に出演が決まる前から、ずっと周囲にハンプティ・ダンプティみたいって言われてて、毎回誰がハンプティ・ダンプティやねん!ってツッコんでたんですよ。でも、もう実際にやっちゃいましたからね(笑)。これからは、俺、ハンプティ・ダンプティやねん!って言わなあかんくなってしまいました」と語り、会場は爆笑に包まれた。「もちろん、制作の方の思うハンプティ像を僕なりに体現して、それでOKですって言ってもらってますから!」と、しっかりプロとしての仕事ぶりもアピール。山本は「青虫はフォロワー数のため美のために葉っぱを食べるんですが、僕はやけ食いタイプ。でも食に走るところは共通点かも」とユーモアを交えて語った。

劇場アニメ『不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-』完成披露試写会舞台挨拶に登壇した小杉竜一(ブラックマヨネーズ)
小杉竜一(ブラックマヨネーズ)

それぞれの印象的なシーンについての話題では、原が「自分の気持ちを吐露するラップシーンがあるんですが、人生初ラップだったので緊張しました」と明かすと、監督が「一発でOKでした。新しい才能を見た気がしました」と太鼓判。

山本は「収録時、テストの段階で思い切ってモノマネを入れてみたんですけど、じゃあそれでいきましょうって言われて、まさかの本採用。監督に『面白ければOK』って言ってもらえたので、ありがたかったです」とエピソードを披露。さらに「実はそのモノマネ、自分のレパートリーに入ってなかったネタなんです。だからある意味レア。完成版を観てほんとに入ってる!って自分でもびっくりしました(笑)」と語り、「ぜひそこも楽しみに探してみてください!」と呼びかけた。

劇場アニメ『不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-』完成披露試写会舞台挨拶に登壇した山本高広
山本高広

さらに物語の中で成長していくりせにちなみ、「最近、自分自身が成長したと感じた瞬間」についてトーク。
原は「筋肉痛が翌々日に来るようになった時に、成長を感じました(笑)。以前は翌日にきていたのに、最近は20キロサイクリングしてもその場では何も起こらなくて……。舞台中に突然くるんじゃないかって、ちょっと怯えてます」と明かし、客席の笑いを誘った。

劇場アニメ『不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-』完成披露試写会舞台挨拶に登壇した原菜乃華
原菜乃華

『不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-』は2025年8月29日(金)より全国公開
公式HPはこちらから

ⓒ「不思議の国でアリスと」製作委員会

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