月10ドラマ『終幕のロンド ーもう二度と、会えないあなたにー』中村ゆり、八木莉可子などレギュラーキャストが一挙解禁!

2025.7.24 13:15
組み写真『終幕のロンド』

草彅剛が主演を務める月10新ドラマ『終幕(しゅうまく)のロンド ーもう二度と、会えないあなたにー』が10月からカンテレ・フジテレビ系で放送される。この度、16人のレギュラーキャストが一挙解禁された。

草彅が演じる鳥飼樹は、遺品から汲み取った故人の想いを遺族に伝える遺品整理人。商社マンとして忙しく働いていた5年前に妻を亡くした後、“遺品整理人”となり、小学一年生の息子・陸(永瀬矢紘)を育てながら、遺品整理会社「Heaven’s messenger」の仲間たちと共に、さまざまな事情で家族を亡くした遺族に寄り添っている。

ある日、余命3カ月を宣告された鮎川こはる(風吹ジュン)から、生前整理の依頼を受ける。未婚の母である彼女は、「誰の世話にもならず、自分の仕事を全うし、娘に最期の生き様を見せたい」と願った。樹は、その母の想いに応えようと心を砕くうち、絵本作家である娘の御厨真琴(中村ゆり)とも頻繁に顔を合わせるようになっていく。そして、いつしかふたりは、互いに惹かれあうように。しかし、彼女には夫(要潤)がいた。それも手広く事業を展開する大企業・御厨(みくりや)ホールディングスの後継者だった。

草彅が今回挑戦する役は “遺品整理人”。また、夫のいる女性に惹かれていくという、これまでの真面目で誠実な“草彅”イメージを覆す、“倫理観を問われかねない”役であり、どこか懐かしさ漂うメロドラマが描かれる。優しさと人間味に溢れた演技に定評のある草彅が、“せつない大人の恋”を、どう捉え、どう表現するのかが見どころである。

また、レギュラーキャストとして中村ゆり、八木莉可子、塩野瑛久、長井短、小澤竜心、石山順征、永瀬矢紘、要潤、国仲涼子、古川雄大、月城かなと、大島蓉子、小柳ルミ子、村上弘明、中村雅俊、風吹ジュンの16人が出演する。

御厨ホールディングス次期社長・御厨利人(要潤)の妻、御厨真琴を演じる中村ゆりは、「人は大切だからこそ、言えない気持ちや裏腹な行動をしてしまう、そんな見えない想いに優しく寄り添う脚本に、心動かされています。何が正しく正解はわからなくても、不器用にもがきながら、それでも懸命に生き直そうとするこの役を、自分が担えている感謝と幸福を噛み締めながら、撮影をしております」と役への思い入れを語った。

また、『Heaven’s messenger』の新人遺品整理人を演じる八木莉可子は、「素直に感情を表す一方で、すぐに心を閉ざしてしまう――そんな繊細で二面性のあるゆずはを丁寧に演じられたらと思います。彼女と共に、私自身も成長できるよう頑張ります」と意気込みは十分だ。

御厨利人を演じる要潤は、「また久しぶりに草彅さんとご一緒出来る事がとても幸せです。草彅さんの現場はとても穏やかで笑い声も聞こえてきますが、お芝居になるとピリッと引き締まる、緊張感のある現場です。今回の主のテーマとなる遺品整理は現代社会において避けては通れない問題提起の1つになっています。社会の進歩と改善を考えつつドラマも楽しんでいただけるよう臨みたいと思います」と抱負を語った。

超高齢化・無縁社会へと向かっている日本。警視庁が集計したデータによると2024年、一人暮らしの自宅で亡くなった、いわゆる「孤独死」に該当する人は7万6020人にも上り、そのうち4分の3以上が65歳以上の高齢者である。

本作では毎回、いろいろな事情を抱えた依頼人たちが登場し、主人公・樹や、【Heaven’s messenger】の面々と関わっていくことになる。“遺品整理”を通じて、残された人々は、生きる意味や、未来への希望を見つけていく。その過程が丁寧に、またドラマティックに描かれていくのが、本作の新しさであり、他の作品と一線を画す魅力である。草彅と豪華キャストたちによって展開される物語に期待が高まる。

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