青信号なのに急停止？ドライブレコーダーに記録された追突事故の真相を交通事故鑑定人・関太が解き明かす

お笑いコンビ・タイムマシーン3号の関太と山本浩司が5月22日放送『THE突破ファイルSP』の再現ドラマに出演。交通事故鑑定人と弁護士として、ドライブレコーダーが記録した、原因不明の交通事故に隠されたトリックを見破った。

今回、交通事故鑑定人の関のもとに弁護士の山本と現れたのは、バイクの運転中に追突事故被害を受け、意識不明の重体となった男性の妻・野崎あかね（足立梨花）。その男性は、あかねとハンズフリーで通話をしている最中に、交通量の少ない道路で後方から乗用車に追突されたという。

一般的な追突事故であれば、過失は追突した乗用車側にあるが、乗用車の運転手は、追突した原因が、バイクが青信号の前で急ブレーキをかけたからだと主張しており、運転手が提出したドライブレコーダーの映像でも、青信号の交差点で前を走るバイクが突如停止し、ハンドルを切るも避けきれなかった乗用車の様子が記録されていた。

追突事故では、例え前を走る車が青信号で停車したとしても、追突した側が全面的な過失を負うが、理由もなく急ブレーキをかけた場合は、妨害運転として追突された側にも過失が生じる。しかし直前までの通話の様子に不審な様子はなく、「夫がそんな危ない運転するなんて考えられなくて…」と語るあかねの依頼を受け、関たちは事故の真相を調べることとなった。

早速現場に赴いた関たち一行。しかし現場は交通量の少ない1本道で、見通しも良い。さらに道路状況もきれいで、バイクが突然止まってしまうような要因は確認されなかった。その後、事故にあったバイクそのものを確認するも、故障したような箇所は見受けられず。

それでも「本当に危険運転しちゃってたんですかね…」と肩を落とすあかねを、「諦めるのはまだ早い」と励ました関は、乗用車を運転していた男性のもとを訪問。そして男性が、事故発生以前のドライブレコーダーの映像を提出することを渋った反応に違和感を抱くと、事故現場の様子などに思いを巡らせ「見えたぞ！真実が！」と、事故の真相に辿（たど）り着くのだった。