井桁弘恵のコスパ旅…「アウトです」スリランカで珍道中も最後はナイトプールで打ち上げ
2025.5.12 11:10
俳優の井桁弘恵が5月9日放送の日本テレビ『沸騰ワード10』2時間SPに出演。“コスパ旅”で向かったスリランカで様々なハプニングに見舞われつつ世界遺産を見て回った。
3泊5日の行程で3つの世界遺産を見学するべく、インド洋に浮かぶ島国・スリランカへとやってきた井桁と同行ディレクター。旅行3日目、格安ホテルを出た2人が乗り込んだのは“世界一美しい車窓”と言われる、通称・紅茶鉄道だ。もともと茶葉の運搬用に作られていた路線でもあり、車窓からは一面に広がる広大な茶畑を見ることができる。
この紅茶鉄道に揺られること4時間半、2人が到着したのは町全体が世界遺産となっている古都・キャンディ。だが電車の遅れなどもあり、キャンディに到着したのは、次に乗り換える予定の列車発車時刻までたったの25分!もはや観光する時間はほとんど残されていなかった。しかし井桁は、「行こう!」と意を決して、目的の一つである王宮を見に行くことにした。
順調にいけば三輪タクシー(トゥクトゥク)で10分とかからない場所なのだが、あいにくこの日は道路が大渋滞。世界遺産にも登録されている美しい街並みも、車に飲まれてしまいほとんど見ることができず。残された滞在時間が10分を切ろうかという頃、ようやくお目当てのスポット・仏歯寺(ぶっしじ)を遠めにちらりと見ることのできる場所に到着。1枚だけ写真を撮り、そのまま三輪タクシーで駅にとんぼ返りすることに。「あーあ、ちゃんと調べてきたんだけどな…」と井桁は小さく肩を落とした。
そうこうしている間に、列車の出発予定時刻を過ぎてしまった。30分ぐらい遅れることはよくあるというスリランカの鉄道ということで、わずかな望みをかけて駅に駆け込んでみるも、こんな時に限って列車は定刻通りに出発してしまった。それでも、「アウトです…知らないよ!(笑)」と満面の笑みでディレクターに逆切れする井桁。その様子をスタジオで見ていたゲストの俳優・志田未来は「VTRがおもしろすぎて、ずっと見ていられる」「言うて間に合うんだろうな、と思って見てたらホントに間に合わなくて…そんなことある?って…」と、井桁の珍道中っぷりに驚きを隠せないでいた。

結局次の列車を待っている時間は無いということで、予定外の出費を覚悟でタクシーを確保し、次の目的地へ向かうこととなった。
その目的地とは、スリランカで最も人気のホテル『ヘリタンスカンダラマ』。井桁がどうしても泊まりたいというこのホテルは、3か月先まで予約で埋まっているという超人気ホテルで、そのお値段は1人1泊2万5000円。これまでの格安宿と比べるとまさに桁違いの高級ホテルだ。井桁は「(今まで)コスパを重視してきたからこそ、最後はぜいたくしようじゃないか」と考え、このホテルを予約したのだそう。いつもは市場などに出かけて安くておいしい料理を食べていたが、この日だけはホテル内のビュッフェで豪華なディナーを堪能した。