イ・ボミ“皆ゴルフに懸けてきた仲間”…上田桃子が「今の日本の女子ゴルフ界を変えた」と語るその姿勢とは

「おかえり！」と笑顔でボミを出迎え再会を喜ぶ。二人の出会いはボミが来日する以前、日韓対抗戦であったといい、そのときから印象に残る選手であったという。上田は「結構日韓対抗戦ってバチバチってなりがちだけど、一人ずっとニコニコしてる子がいるから珍しいなあと思って見てました」と当時を振り返る。

ボミにとって同じ組で回る選手は、ライバルでも敵でもなく、尊敬と憧れの感情をむける仲間。そんな風に他選手の活躍を素直に喜ぶ姿勢は、ボミが参戦する以前の日本ゴルフ界にはなかったと上田は話す。「今の日本の女子ゴルフ界を変えたって言っても全然過言でもないくらい、選手みんなが学んでたと思います」と語る。

観戦に訪れる客層も変化したそうで、「ボミが来るまではピリッとした感じで、スポーツのリアルを見に行く、みたいなところから“この子を僕たちの応援で勝たせたい！”みたいな。子供も多いし、夫婦も多かったり女性も多いっていうのが、まず珍しかったですね」と、ボミの登場によって、ゴルフがより多くの人が楽しめるスポーツになったという。

この話を聞いて、スタジオでは今田耕司が、「ライバル普通応援しないよ。ミスれ！とか思わなかったの？」と尋ねると、ボミは「ライバルはゴルフコースって思います。人と人の試合じゃなくて、ライバルをコースにしようって思ったら、気持ちが楽になりました」「どれだけ皆が頑張ってるかをずっと見てるので私も。その努力の結果がショットになると拍手になる」とコメント。素でスポーツマンシップを実践する姿に、今田は「正座で聞こうかな、話。姿勢正したい」と席を立つと笑いが起こった。

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写真提供：（C）日テレ