映画『でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男』キャラクター映像解禁!綾野剛演じる”殺人教師”の全貌と豪華キャスト陣の演技に迫る 

2025.5.9 18:45
映画『でっちあげ 〜殺人教師と呼ばれた男』

6月27日(金)公開の映画『でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男』から、綾野剛、柴咲コウをはじめとする豪華キャスト陣が演じる個性豊かなキャラクターたちの映像が解禁された。実在の事件を題材にした本作では、”殺人教師”と呼ばれた男の真実と、彼を取り巻く人々の思惑が交錯する緊張感あふれる世界が描かれる。 

2003年、小学校教諭・薮下誠一(綾野剛)は保護者・氷室律子(柴咲コウ)から児童への体罰で告発される。体罰とはいうものの、その内容は「聞くに耐えない虐め」だった。この事件は瞬く間に報道され、薮下は「史上最悪の殺人教師」というレッテルを貼られ停職処分となる。児童側を擁護する550人もの大弁護団が結成され、民事裁判へと発展するが、法廷で薮下は「すべて事実無根のでっちあげ」と完全否認する。 

原作は福田ますみの『でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相』(新潮文庫刊)。20年前、日本で初めて教師による児童への虐めが認定された体罰事件を題材に、物語より奇妙で恐ろしい現実の闇が描かれる問題作として注目を集めている。 

主演の綾野剛は『ヤクザと家族 The Family』、『カラオケ行こ!』など国内外で高く評価される作品に出演し、2024年にはNetflixシリーズ『地面師たち』で社会現象を巻き起こした実力派俳優。監督は『悪の教典』、『初恋』など数々の話題作を手がけてきた三池崇史が務め、柴咲コウ、亀梨和也ら日本を代表する俳優陣が脇を固める。

解禁されたキャラクター映像では、氷室律子の息子・拓翔(三浦綺羅)が体罰を受けたという告白から始まり、尋常ではない雰囲気を漂わせる薮下の姿が映し出される。しかし、その後に再登場する薮下は一転、怯えた表情で「やってません」と主張。完全否認する彼の様子は常軌を逸しており、真っ向から対立する薮下と律子の主張に、観る者の想像を掻き立てる。 

映画『でっちあげ 〜殺人教師と呼ばれた男』氷室律子(柴咲コウ)
氷室律子(柴咲コウ)
映画『でっちあげ 〜殺人教師と呼ばれた男』薮下誠一(綾野剛)
薮下誠一(綾野剛)

映像には他の登場人物も次々と現れる。週刊春報の記者・鳴海三千彦(亀梨和也)は自信たっぷりに「私に任せてください」と言い放ち、教頭の都築(大倉孝二)は「認めてましたよね?」と薮下を追い詰める。さらに律子の夫・拓馬(迫田孝也)は「出ていけ暴力教師」と怒号を浴びせ、薮下の妻・希美(木村文乃)は夫への揺るぎない支持を示す。校長の段田(光石研)は「とにかくまずは謝罪すべきだ」と語り、弁護士の大和(北村一輝)と湯上谷(小林薫)もそれぞれの立場から事件に関わっていく。 
キャラクター映像はこちらから 

映画『でっちあげ 〜殺人教師と呼ばれた男』鳴海三千彦(亀梨和也)
鳴海三千彦(亀梨和也)

《STORY》
2003年、小学校教諭・薮下誠一(綾野剛)は、保護者・氷室律子(柴咲コウ)に児童・氷室拓翔への体罰で告発された。
体罰とはものの言いようで、その内容は聞くに耐えない虐めだった。
これを嗅ぎつけた週刊春報の記者・鳴海三千彦(亀梨和也)が“実名報道”に踏み切る。
過激な言葉で飾られた記事は、瞬く間に世の中を震撼させ、薮下はマスコミの標的となった。
誹謗中傷、裏切り、停職、壊れていく日常。次から次へと底なしの絶望が薮下をすり潰していく。
一方、律子を擁護する声は多く、“550人もの大弁護団”が結成され、前代未聞の民事訴訟へと発展。誰もが律子側の勝利を切望し、確信していたのだが、法廷で薮下の口から語られたのは―「すべて事実無根の“でっちあげ”」だという完全否認だった。
これは真実に基づく、真実を疑う物語。

映画『でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男』は6月27日(金)全国公開
配給:東映

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