梶⾕(綾野剛)の喉元にナイフを突きつけるタクヤ(北村匠海)、一体何が… 映画『愚か者の身分』緊迫した場面写真が公開
2025.7.9 12:00
10月24日公開の主演・北村匠海、共演・綾野剛、林裕太の映画『愚か者の身分』。このたび、映画の場面写真が公開された。
本作は、⾃⾝の経験を基に書いた『マルチの⼦』が各種メディアで話題となった⻄尾潤のデビュー作『愚か者の⾝分』(徳間⽂庫)。貧しさから闇ビジネスの世界に⾜を踏み⼊れてしまい、抜け出せなくなった3⼈の若者たちの運命と、友との絆を描く。
北村匠海×林裕太×綾野剛の実⼒派キャストが、彼らの“3⽇間”の出来事を、3⼈それぞれの視点が交差するトリック感のある展開でエンターテインメントに仕上げながら、若者たちの貧困・世界に侵⾷される⽇本・闇ビジネスの深淵など、今多くの⼈が感じている共感できる社会的テーマも織り込まれている。
♦場面写真が解禁!
解禁された場面写真では、タクヤ(北村匠海)とマモル(林裕太)、明⽇の⾃分がどうなるか分からない中、それでも今を精⼀杯⽣きる⼆⼈が、そんな⾃分たちでも受け⼊れてくれる場所・歌舞伎町を彷徨(さまよ)う姿を捉えている。

束の間の⻘春を楽しむ姿をはじめ、傷ついたタクヤと梶⾕(綾野剛)が⼆⼈で肩を寄せ合いながら<どこか>を⽬指して歩いていく様⼦、闇ビジネスで稼いだ⼤量の札束を数えながらもどこか虚な表情のタクヤ、闇ビジネス仲間の希沙良(⼭下美⽉)が、タクヤとマモルとともに祝杯をあげる⼀夜の様⼦が描かれている。

さらに、追い詰められたタクヤが梶⾕に刃物を突きつける緊迫の場⾯、タクヤのお気に⼊りのシャツを⽻織って泣き崩れるマモルの様⼦、かつてタクヤに⼾籍を売った江川(⽮本悠⾺)がタクヤに詰め寄るシーンなど、毎⽇をギリギリのところで、それでも必死に⽣き抜こうとする彼らの姿がエモーショナルに浮き上がってくる様子を映している。

♦ストーリー
SNSで女性を装い、言葉巧みに身寄りのない男性たち相手に個人情報を引き出し、戸籍売買を日々行うタクヤ(北村匠海)とマモル(林裕太)。
彼らは劣悪な環境で育ち、気が付けば闇バイトを行う組織の手先になっていた。
闇ビジネスに手を染めているとはいえ、時にはバカ騒ぎもする二人は、ごく普通の若者であり、いつも一緒だった。
タクヤは、闇ビジネスの世界に入るきっかけとなった兄貴的存在の梶谷(綾野剛)の手を借り、 マモルと共にこの世界から抜け出そうとするが──。
映画『愚か者の身分』
2025年10月24日(金)全国公開
©2025 映画「愚か者の身分」製作委員会






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