現代日本の“闇”と抜け出そうともがく若者を描いた映画『愚か者の身分』本予告映像と本ビジュアルが解禁!主題歌にはtuki.「人生讃歌」

2025.7.25 14:15
映画『愚か者の身分』本ビジュアル

北村匠海が主演を務め、現代⽇本に⽣きる若者たちと隣り合わせにある“闇”をテーマに描いた映画『愚か者の身分』が10月24日(金)に公開される。公開を3カ月後に控え、この度本予告映像と本ビジュアルが解禁された。また、今回初めて映画主題歌を担当したシンガーソングライターのtuki.からコメントが到着した。

本作は第二回大藪晴彦新人賞を受賞した⻄尾潤のデビュー作『愚か者の⾝分』(徳間⽂庫)が原作となっており、人間ドラマを巧みに描くことに定評のある永田琴が監督を務める。

また、兄弟のように寄り添いながらも“闇”から抜け出そうともがく若者を演じるのは、北村匠海、綾野剛、林裕太の3人の豪華実⼒派キャスト。貧しさから闇ビジネスの世界に⾜を踏み⼊れてしまい、抜け出せなくなった3⼈の若者たちの運命と、友との絆を描いた逃亡サスペンスだ。

彼らの“3⽇間”の出来事を、3⼈それぞれの視点が交差する展開でエンターテインメントに仕上げながら、若者たちの貧困・世界に侵⾷される⽇本・闇ビジネスの深淵など、多くの⼈が共感できる社会的テーマも織り込まれている。

この度解禁される予告編は、⼾籍売買を⾏うタクヤ(北村匠海)と弟分のマモル(林裕太)が肩を組みながら歌舞伎町でつかの間の⻘春を楽しむ姿から始まる。劣悪な家庭環境によってこの世界に居場所がなかった2⼈は、⽣活のために“闇”で⽣きるしかなかった。タクヤをこの道に誘った兄貴分的存在で裏社会の運び屋・梶⾕(綾野剛)は、タクヤに頼まれた2枚の偽造免許書をなぜ作ったか問いかけると、⾃分がマモルをこの世界に引きずり込んだから抜けさせたかった、と本⾳を漏らす。

⼀⽅、半グレたちが⾎相を変えてタクヤを追い詰めていく。タクヤはマモルの未来を、梶⾕はタクヤの⾝を案じ、危険とわかりながらも共に⼀縷の望みをかけ動きだす。3⼈の互いを想う気持ちが交差し疾⾛する3⽇間の逃⾛劇が始まる。裏社会に⾝を落とした若者たちが、本当に信じたものとは。⽬が離せない緊迫感あふれる映像となっている。

映画主題歌には、第75回NHK紅白歌合戦に現役⼥⼦⾼⽣シンガーソングライターとして初出場を果たしたtuki.が本作のために書き下ろした「⼈⽣讃歌」に決定。ギリギリの今を⽣きる男たちに、「⼈⽣美しい そう思えればいいのに」と寄り添う。

tuki.は「ままならない現実に直⾯する登場⼈物たちに寄せて『⼈⽣讃歌』という曲を提供させていただきました。結果的に、私がたいせつな⼈たちに伝えたいことがとてもストレートに歌えた曲になりました。映画と楽曲を是⾮お楽しみに。」と、映画と共に⾃⾝の想いを込めた楽曲になったことを語った。

さらに解禁された本ビジュアルは、タクヤ、マモル、梶⾕の3⼈が、ネオン輝く新宿・歌舞伎町の街をバックに肩を寄せ笑いあう姿。「⽣まれ変わるんだ。」というコピーにもあるように、“闇ビジネス”の世界で⽣きるしかなかった3⼈に、この先どんな未来が待っているのか。映画『愚か者の身分』は10月24日(金)全国公開。

映画『愚か者の身分』予告映像YouTube

タイトル:『愚か者の⾝分』
公開⽇:10⽉24⽇(⾦) 全国公開
配給会社:THE▲SEVEN ショウゲート

                                                                          ©2025映画「愚か者の⾝分」製作委員会

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