3600以上の温泉を巡った神様が伝授!“銭湯の聖地”東京・蒲田の神温泉とは

2025.5.8 09:45
ヒロミ、小泉孝太郎の写真

ヒロミと小泉孝太郎の2人がMCを務める『オー!マイゴッド!私だけの神様、教えます』が5月3日に放送。温泉巡りの神が、都内のオススメ銭湯情報を公開した。

道行く人に、その人にとっての神様のような人を聞き、実際に会いに行くこの番組。東京・赤羽で声をかけた女性は、フリーアナウンサーで温泉ジャーナリストとしても活躍する植竹深雪さん。これまで巡った温泉は国内外で3600以上。もしかしたら声をかけたこの人自身が神なのかも…!そう思ったスタッフは、後日、植竹さんの1日に密着させてもらうことに。

温泉めぐりの神・植竹深雪さん

植竹さんと待ち合わせしたのは、東京の蒲田。実は蒲田のある大田区は、都内で一番銭湯が多く、都内にある430の銭湯のうち、33の銭湯が集まっており、まさに銭湯の聖地といえる。そんな大田区の銭湯の特徴は“黒湯”。黒湯とは海藻や植物などが腐敗してできる有機物フミン酸が溶け込んだ湯のことで、関東南部で広く湧出している。大田区は、都内で最も黒湯の湧出が多いと言われ、33軒中12軒の銭湯で黒湯が楽しめる。

蒲田温泉の黒湯

最初にやって来たのは、1937年創業の蒲田温泉。創業当時から変わらず薪で沸かし、加水していないため都内有数の濃さを誇る黒湯で、冷え性や筋肉痛に効果が期待される。入浴前に肌の水分量を計る“肌チェッカー”で調べると、温泉に入りまくっている植竹さんの水分量は40%。一般的な女性のお肌の水分量は大体20〜30%といわれているのでほぼ平均の倍だ。そしてわずか10分の入浴後に再度計ってみると、なんと48%まで上昇!およそ10分の入浴で、水分量が8ポイントもアップしていた。

フリーアナウンサー・植竹深雪の写真
植竹さんの肌の水分量はなんと48%

続いてやってきたのは、蒲田駅から徒歩17分。1954年創業の『黒湯天然温泉ヌーランドさがみ湯』。ここは露天風呂も黒湯で、ほかにもジェットバスや電気風呂、寝湯などもありバラエティーに富んでいる。さらに「シャワーヘッドが“ReFa”!テンション上がりますよね。ドライヤーも“ReFa”なものがあって。銭湯の550円で“ReFa”スゴいと思いません!?」と、女性に人気のブランドのものが備え付けられているという。こちらでは15分ほど入浴し、お肌の水分量はなんと50%に!入浴するごとに、お肌の水分量が高まっていく。

1959年創業の桜館

次にやって来たのはヌーランドさがみ湯からタクシーで10分。1959年創業の『桜館』。こちらも売りは冷え性や乾燥肌の改善が期待できる濃厚な黒湯。以前は半露天風呂から見えた桜の木を、倒木の恐れがあったため伐採してしまったというが、その幹を加工してキーホルダーとして販売している。さらに、新しく植え替えたため3~4年後にはまた桜が見えるようになるかもしれないという。こちらの黒湯も15分堪能し、お肌の水分量は53%にまでアップ!

最後にやって来たのは、蒲田駅から徒歩5分。1920年創業の『黒湯の温泉 ゆ〜シティー蒲田』。こちらの温泉は腐植質(黒湯の色の濃さ)の数値が107あり、手にすくった時にブラックコーヒーを彷彿(ほうふつ)とさせるほどの黒さ。そしてここでも、水分量チェックをすると…、なんと56%!この日4軒の銭湯をハシゴし、お肌の水分量はトータル16ポイントアップ。「美肌もかなえられるっていうのは、喜びでもありますよね」と語った植竹さんだった。

フリーアナウンサー・植竹深雪の写真

お肌の機嫌が良くなったところで、植竹さんが向かったのは地酒・和酒のお店。日本酒を飲み「めちゃくちゃおいしい、しみる~」と、味を詳しく語り始めた。ジャパン・サケ・アソシエーション(JSA)の認定講師の資格も持っているそうで、「温泉が日本酒がやはりセットということで、知ってないとダメなんです」と、温泉のためにお酒にも詳しいのだと明かした。

本日の温泉の感想は「何回来てもいつも同じ湯がわいているとは限らないですし、温泉の機嫌がいい時と悪い時があるので、生モノをいただく感覚ってありがたいですよね。地球の恵みありがとう、って感じです」と笑顔で感謝する植竹さんは、まさに“温泉巡りの神”だった。

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写真提供:(C)日テレ

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