窪塚愛流 「悲しかったし悔しかった」二世俳優の苦悩と父親への思いを語る
2025.5.6 11:30芝居の難しさを感じながらも、役者として着実にレベルアップしてきた窪塚。しかし彼には、“父親の存在”という、逃れられない大きな悩みがあった。自分が芸能の道を志すきかっけにもなった俳優、窪塚洋介は、今も変わらぬ憧れの対象であると同時に、その大きすぎる光が、大きな葛藤の原因にもなった。
「自分は父親の背中を見て憧れて、夢をもらったので、父親に。息子、二世、それは僕も重々承知だし、うれしいのもあるんですよ」と、喜びを口にする一方で「でもやっぱり、僕を通して父親を見てる人がすごく多かったんですよね。どこ行っても、みんな僕の話はしないんですよね、みんな。それがうれしかった半面、悲しかったし悔しかった」と、率直に抱えていた気持ちを吐露した。

しかし映画や舞台、ドラマ出演等で役者としての実力も認められてきた今、「自分の生きてる意味を探してるし、それを今、作ってる途中ですね」と話す。「別に父親に憧れたからといって、父親になろうと思ってないし、僕は僕の道を、僕なりに僕のペースで歩み続けたい」と前向きに話す。さらに「世界に出たいですね。その前に英語勉強しないといけないですけど…」と、ひそかな野望についても話してくれた。

父親に憧れたことがきっかけでありつつも、今は同じ一人の俳優として、自分なりの道を模索し始めた窪塚。そんな息子のため、今回は父親からメッセージが届いた。「そのまま真っ直ぐ進んでよかったねって言われるように、今、真っ直ぐ進んでください。楽しみにしてるぜ」と、父親で、かつ永遠の目標である俳優から送られた言葉。「はい!」と一言、そのエールに力いっぱいの声で応えた。
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写真提供:(C)日テレ
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