歴代最大のヒット『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』青山剛昌が追加したシーンとセリフとは…?

2024.4.19 07:30

日本テレビ系金曜ロードショーと、entaxがコラボレーション。金曜ロードショーのここでしか聞けない“とっておき情報”を紹介する。

『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』の公開を記念して、“2週連続名探偵コナン”を放送中の金曜ロードショー。2週目となる4月19日は、昨年公開の『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』を本編ノーカットで地上波初放送。興行収入138億円を突破し、劇場版コナンの中で歴代最大のヒットとなった作品だ。

ユーロポールが開発した顔認証システムによって、黒ずくめの組織に灰原哀がシェリーであることがバレてしまう…。黒ずくめの組織に連れ去られてしまった灰原を救うため、コナンが組織に立ち向かうが…。

立川譲監督いわく、本作は事件とアクションとラブコメとのバランスも含めて、「名探偵コナン」の王道だという。以前監督を務めた『名探偵コナン ゼロの執行人』は専門用語や複雑な心理描写など、いろいろなハードルがあったが、今回はキャラクター描写や感情表現、ちょっとした表情のニュアンスなどにも注力できたのだとか。

そんな中、コンテチェックの段階で、原作の青山剛昌氏が後半に足したシーンがあるという。立川監督がもともと膨らませた部分だそうだが、さらに青山氏が足したことで、そのシーンは映画の見どころになり、より充実したクライマックスシーンになっているとのこと。どこがそのシーンなのか注目しながら鑑賞するのもいいかもしれない。

ちなみに、今回原画で青山氏が担当したシーンは、過去最多となる10カット。ラストの灰原のカットも担当したとのことで、灰原のセリフも青山氏からの言葉となっている。最後の最後まで目が離せなくなりそうだ。

【ストーリー】
東京・八丈島近海に建設された、世界中の警察が持つ防犯カメラをつなぐための海洋施設「パシフィック・ブイ」。本格稼働に向けて、ヨーロッパの警察組織・ユーロポールが管轄するネットワークと接続するため、世界各国のエンジニアが集結。そこでは顔認証システムを応用した、とある“新技術”のテストも進められていた――。
一方、園子の招待で八丈島にホエールウォッチングに来ていたコナン達少年探偵団。するとコナンのもとへ沖矢昴から、ユーロポールの職員がドイツでジンに殺害された、という1本の電話が。不穏に思ったコナンは、「パシフィック・ブイ」の警備に向かっていた黒田兵衛ら警視庁関係者が乗る警備艇に忍び込み、施設内に潜入。すると、システム稼働に向け着々と準備が進められている施設内で、ひとりの女性エンジニアが黒ずくめの組織に誘拐される事件が発生…!さらに彼女が持っていた、ある情報を記すUSBが組織の手に渡ってしまう…。
海中で不気味にうなるスクリュー音。そして八丈島に宿泊していた灰原のもとにも、黒い影が忍び寄り…。

劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』(2023)
原作:青山剛昌「名探偵コナン」(小学館「週刊少年サンデー」連載中)
監督:立川譲
脚本:櫻井武晴
音楽:菅野祐悟
声の出演:高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、林原めぐみ
堀之紀、立木文彦、小山茉美、古谷徹、池田秀一、沢村一樹
緒方賢一、岩居由希子、高木渉、大谷育江

写真提供:(C)日テレ

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