明治神宮 “そうだったのか!”意外と知らない秘話が続々…神社にフランスワイン?参道の道幅にも意味があった

2024.3.3 11:15

フリーアナウンサーの羽鳥慎一と平成ノブシコブシの吉村崇が3月2日放送の『1億3000万人のSHOWチャンネル』に出演。明治神宮の見どころや、隠された意外な秘密の数々に驚く様子を見せた。

この日は、『クイズ!大人の社会科見学SP』と題して、羽鳥と吉村が明治神宮を巡り、明治神宮ができた由来や参道に隠された意外な秘密など、知られざる歴史を学んだ。

今回2人を案内してくれたのは、以前にも忠臣蔵を特集した放送で登場した京都産業大学日本文化研究所研究員の小嶋一郎さん。まずは、明治神宮が創建された由来について解説。歴代天皇の中で初めて東京で政治を行った明治天皇は、関東の人にとって大きな存在であったため明治天皇を偲(しの)ぶ何かがあってほしいという関東の人々の思いをくみ取った渋沢栄一らが中心となって完成したという。

早速境内へと足を運んだ一行は、「こんなに大きかったんですね」と、敷地面積73万㎡超え・東京ドーム約15個分を誇るその広さに圧倒される。創建前には木が1本もなかった土地に植林を行い、ゼロから作られた森には、東京の土壌に合うよう植える木々を工夫した『永遠の杜計画』という秘密が隠されていた。そのため、明治神宮には落ち葉を掃く専門の“掃き屋さん”が存在し、毎日参道の落ち葉を集め、森に返している。これにはスタジオゲストの俳優・杉咲花も驚きの様子を見せていた。

さらに足を進めると、「ウソだよ!」と吉村も思わず声をあげた、神社ではなかなか見られないワイン樽(だる)が。フランス・ブルゴーニュ名誉市民の日本人が声をかけ、世界最高峰のワインのひとつであるロマネ・コンティを含む多数のワイン樽を献じたという。

続いて北参道、南参道、合流して本殿に向かう参道と、それぞれの幅の違いに気づく。ここにも秘密が隠されており、原宿方面から来る人が多い南参道は8間(約14.5m)、やや人の少ない代々木方面にある北参道は6間(約10.9m)、合流した参道はより幅を広くとり10間(約18.2m)となっており、およそ100年前から人の流れを想定し道幅を設計したのだという。これには羽鳥・吉村も、「人口も当時と全然違うじゃないですか」と感動の声をあげた。

そしてついに、関東大震災にも耐えたレンガ造りの特徴をもつ本殿へ。実は明治神宮ではおみくじにもある特徴が。それは、吉・凶がなく、代わりに明治天皇や昭憲皇太后の詠んだ歌が書かれているのだ。おみくじを引いた吉村、そこには「どのように才能が優れていても 心がひねくれていては すべてのことがゆがんで見え 不平や不満が絶えず苦しみ悩むことになります 何よりもまず心が素直であることが 明るい人生の出発点です」と歌の意味が書かれており、「大正解じゃないですか」と羽鳥にツッコまれていた。

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写真提供:(C)日テレ

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