今だけ!出会えるのは運しだい!?スノーモンキーや、全滅の危機を乗り越えた樹氷…冬の絶景4選

2024.2.16 10:45

2月9日(金)に放送された日本テレビ系情報番組『DayDay.』(月~金あさ9時)では、日本の絶景を知りつくす全国1000か所以上の観光スポットをめぐってきたトラベルライターと全国2000か所を取材してきたカメラマンの2人がおすすめする今しか見られない『冬の絶景』を紹介。

~日本夜景遺産認定!無数の小さなかまくらが織りなす冬の夜景~
【栃木県 湯西川温泉かまくら祭】

湯西川温泉かまくら祭 日中のかまくら

◆ポイント
栃木県日光市にある、およそ450年の歴史をもつ温泉地。温泉地としては小さいため、目玉になるものがあればとの思いから始まった『かまくら祭』。今では冬の風物詩となった『かまくら祭』は、住民によって一つ一つ手作りされた大小さまざまなかまくらが立ち並ぶ。その姿はまさに圧巻。夜になりライトアップされると純白の雪の中にともる淡い光は、まさに今の時期しか見られない幻想的な風景。

ライトアップされた湯西川温泉かまくら祭

◆見ごろ
今年の「湯西川温泉かまくら祭」は2月25日まで開催。

~入浴姿がエモい 猿と雪と温泉の絶景コラボレーション!~
【長野県 地獄谷温泉のスノーモンキー】

地獄谷温泉につかるスノーモンキー

◆ポイント
雪の山道をひたすら歩いてたどり着いたのは、世界でも珍しい温泉につかる猿、“スノーモンキー”に会える地獄谷(じごくだに)温泉。猿が温泉に入るようになったのは、野生の猿にエサをあげたことがきっかけ。そのエサが露天風呂の中に落ちてしまい、追いかけるように猿が温泉に飛び込んだ。気持ちよさを知ったのか、日常的に入るようになったという。気持ちよさげに入浴するかわいい猿をお目当てに、外国人観光客も訪れる。“猿”と“雪”と“温泉”というこの日本ならではのコラボレーションを見られるのは今の季節だけ。

地獄谷温泉に入って気持ちよさそうなスノーモンキー

◆見ごろ
猿は1年中山から下りてくるというが、野生動物のため会えるかどうかは運しだい…。

~大パノラマ 全滅の危機を乗り越えた世界的冬の絶景!~
【山形県 蔵王温泉スキー場の樹氷】

蔵王温泉スキー場の樹氷
提供:蔵王ロープウェイ

◆ポイント
雪原を埋め尽くすダイナミックで神秘的な樹氷が魅力の蔵王温泉スキー場。しかし、一時期は樹氷のもととなる山頂付近の約6700本の樹木全てが害虫の大発生などで枯れてしまったという。そこから美しい風景を守りたいとの一心で、地元の人たちが代わりの苗を1本1本手作業で植え、元の状態を目指して努力を続けている。蔵王の樹氷の規模と完成度は世界的にめずらしく、ロープウェーから見下ろす大パノラマが圧巻の次世代につないでいきたい絶景。

蔵王温泉スキー場の樹氷
提供:蔵王ロープウェイ

◆見ごろ
2月下旬まで。夜はライトアップも行われている。

~奇跡の復活をとげた地元から愛される秘境の絶景~
【福島県~新潟県 ローカル鉄道只見線(ただみせん)】

銀世界をバックに走るローカル鉄道只見線

◆ポイント
日本屈指の秘境路線として有名な只見線。福島県会津地方と新潟県魚沼地区を結ぶローカル鉄道だが、2011年7月の記録的豪雨で通行不可能になり、加えて経営難や人工減少もあり、一時は廃線のうわさも広がっていた。しかし地域住民の署名活動などもあり、2022年10月に11年ぶりに全線再開し、奇跡の復活を遂げた。日本有数の豪雪地帯を走る只見線。まるで絵画のように白銀の世界をゆっくりと走るその姿は必見。

日本有数の豪雪地帯を走るローカル鉄道只見線
提供:福島県

写真提供:©日テレ

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