『仮装大賞』第99回の優勝は…中1女子とお父さんが『TikTok動画』を題材に息ピッタリの演技

2024.2.12 21:00

“欽ちゃん”こと萩本欽一と香取慎吾が司会を務める『第99回全日本仮装大賞』が2月12日に放送。全国から集まった出場者が、自慢の仮装を披露し優勝を競った。

3年ぶりの放送となった『全日本仮装大賞』。前回の放送で番組引退宣言をしていた萩本が番組を続投したほか、審査員として俳優でタレントの梅沢富美男や俳優の竹内涼真、お笑いコンビ・オードリーの若林正恭らが登場し、番組を盛り上げた。

■第3位『セミの7日間』

選りすぐりの仮装が次々と披露されたなかで、第3位に選ばれたのは九州産業大学付属九州高等学校のモダンアート部による『セミの7日間』という演目。顔をセミに見立て、羽化から7日間の波瀾万丈を描いた作品で満点目前の19点を獲得すると、出場者らは喜びの表情をあらわにした。梅沢は「もうひとひねりあれば、満点だった」と唯一満点評価をしなかった理由を明かしつつ、さらなる成長に期待を寄せた。

■準優勝『孫悟空の大冒険』

準優勝を獲得したのは、新体操スクールの生徒30人による『孫悟空の大冒険』という演目。西遊記の登場人物・孫悟空の活躍を、アクロバティックな技をふんだんに織り交ぜて披露した。巨大な竜と戦う場面では、分身の術として複数の孫悟空が登場。演者は息の合った動きで会場を湧かせた。圧巻の仮装に審査員からは満点評価が送られ、梅沢は「うちの劇団で使いたいくらい。みんなの心が1つになって上手にできてましたよ。よくできた!」と手放しで絶賛。竹内も「素晴らしかったです。主役の悟空の表情とかすごくコロコロ変わって、さすが主役だなという感じでした」と賛辞を送った。

■優勝『マッスルエフェクトでTikTok』

そして見事優勝に輝いた演目は、中学1年生の女の子がお父さんと挑戦した『マッスルエフェクトでTikTok』。女の子がSNSに投稿する動画の撮影をしようと、“マッスルエフェクト”という特殊効果を選ぶと、スマホにはお父さんが演じる筋骨隆々な姿が写し出され、2人はカメラで撮影しているかのような一糸乱れぬかわいらしいダンスを披露。ボディビルダーのような決めポーズで締めくくった作品に、審査員は満点をつけ会場からは拍手が起こった。親子は互いに「イェーイ」と大喜び。若林は「悔しいですけど、後半お父さんもかわいく見えて来ちゃいました」とコメントした。

表彰式で優勝だと発表された親子に、梅沢は「アイデアと親子ならではの演技力で優勝にふさわしい作品でした」とトロフィーを授与。お父さんが「これ絶対バズるよね」と娘さんに投げかけると、娘さんも笑顔で「そうだよね」と返し、2人の仲の良さで会場は笑顔に包まれた。萩本も「良かったな。ほんとにおめでとうございました」と親子を祝福した。

写真提供:(C)日テレ

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