伊藤沙莉 アパートから団地に引っ越して大はしゃぎした時、母が語った『素敵な心得』とは

2023.7.5 18:30

俳優の伊藤沙莉(29)が3日放送の『しゃべくり007』に出演。大黒柱として家族を支えてきた母のエピソードを明かした。

スタジオでは、伊藤の家族についてトークを展開。「親御さんはどういう方で?」とMCのくりぃむしちゅー・上田晋也に尋ねられると、伊藤は「母はちゃきちゃきの人で、塗装屋なんですけど、だから親方感のある人、ですかね。私にいつも言うのが、“1人じゃ神輿(みこし)は担げねぇ”っていう」と話し、スタジオは大きな笑いに包まれた。

出演者のくりぃむしちゅー・有田哲平が「どういう時にそれ言うの?」と尋ねると、「私がこういうお仕事をちっちゃい時からやってるんで、“感謝の気持ち忘れてないだろうな?色んな人に支えられてやれてるんだぞ。1人じゃ神輿は担げねぇんだからな”って」と説明。「カッコイイねぇ」とスタジオから声が上がりました。そんな言葉を聞いて育った伊藤の幼い頃の金髪ロング姿の映像が紹介されると、「3歳の頃からダンスやっていたので、お母さんが気合入れたんだと思います。幼稚園はほぼほぼ金髪」と明かした。

加えて、小さなアパートから団地へ引っ越した際、「スゴくうれしかった」と振り返る伊藤。うれしさのあまり室内ではしゃぐ伊藤は、「“いつかいい家に住む時があっても、この団地を豪邸だって思った気持ちは忘れないでね”ってお母さんに言われました」と話し、スタジオでは「素敵なお話」と声が上がった。

そして、そんな気合の入った伊藤家の大黒柱である母親からの手紙を上田が代読。「チャイリへ(母親が呼ぶ愛称)。私の中では、もうすぐ30になる今でもチャイリなのですが、実家を出て東京で住む事になって7年になりますね。最初は怖くて寂しくて週に6日は帰って来てた子が、どんどん強くなり泣き言も言わずがんばってる姿をテレビや劇場で見るたび、うれしくも有りさびしくも有ります。“いいお芝居だったね!女優さんは大変だね!”と言った私に、“一つの作品を作る中で照明部、美術部と色んな部が一つになって皆んなで作るんだよ。だから女優が大変とかじゃないんだよ”と聞かされ大切な事を教わったなと思い、いい大人がそんな事も気付けなかったと恥ずかしくもなり、またとても沙莉が誇らしかったです。体調を崩して一人で泣いているんじゃないか?辛い事があって一人で泣いているんじゃないか?いくつになっても末っ子を心配する過保護っぷりは一生続くと思います!口煩く色んな事も言ってしまうけど、また言わせて!人脈と信頼は財産!!自分の為に労力と時間をついやしてくれる人達への感謝の気持ちを忘れずにお仕事を楽しんで下さい。家族は全員、沙莉の味方であり、そばに居るから!!母より」とつづられていた。

最後は「追伸:お酒の飲み過ぎには注意しましょう」というメッセージがおくられ、目に浮かんだ涙をぬぐい、笑顔を見せた伊藤は、「ありがとうございます」とひと言感謝の気持ちを伝えた。

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写真提供:(C)日テレ

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