学芸大青春(ジュネス) 単独インタビュー 素顔解禁と「多少の違和感」が魅力のピアノダンス曲

2022.11.3 07:00

“現実世界と仮想空間”2つの世界で活動する5人組ダンス&ボーカルグループ学芸大青春(ガクゲイダイ・ジュネス)。 左から内田 将綺(Vo.)南 優輝(Vo. / Rap)仲川 蓮(Vo.)相沢 勇仁(Vo. / Rap)星野 陽介(Vo.)。彼ら自身の生身の姿とイラストレーター・冨士原良氏がデザインしたキャラクターの姿で、現実世界と仮想空間を行き来する独創的な活動を続けている。

これまで“素顔”を見せずに活動していたがアーティストデビューから3年が経ち、ついに素顔を公開した学芸大青春にentax取材班は単独インタビューを実施。現在、新たに挑戦している5か月連続リリース“ピアノダンス曲”について聞いた。

イラストレーター・冨士原良氏がデザインしたキャラクター姿の学芸大青春

■学芸大青春とは?現実世界と仮想空間

オーディションによって選ばれた、相沢勇仁・内田将綺・仲川蓮・星野陽介・南優輝 の 5人が現実世界と仮想空間を行き来しながら活動する、本格派ダンス&ボーカルグループ。グループ名は、彼らが共同生活を営む寮の最寄り駅に由来されている。

これまでシングルやアルバムをリリースした中で、2ndアルバム『PUMP YOU UP!!』はオリコンデイリーチャート初登場10位、リード曲『Suger』のYouTube MV再生回数は130万回を突破。(2022年10月現在)KT Zepp Yokohamaなどでの単独ライブやイベント出演などの活動も行ってきたが、決して素顔を公開することはなかった。現実世界での活動でもサングラスやゴーグルで目元を隠し、徹底的に素顔を隠してきた。しかし、今年9月に行われたデビュー3周年記念ライブで、ついに待望の素顔を解禁したのだ。

現在は、“ピアノダンス”をテーマに8月から5か月連続で配信リリース中。ピアノダンス曲とは、ピアノの鍵盤の旋律をベースにしたダンスミュージック。また、10月に公開されたばかりの配信3曲目『グッデイ・バッデイ』のMVは、初の“顔出しMV”となる。

左から内田 将綺(Vo.)、南 優輝(Vo. / Rap)、仲川 蓮(Vo.)、相沢 勇仁(Vo. / Rap)、星野 陽介(Vo.)

■“ピアノダンス”曲は「多少の違和感」が魅力。メンバー制作、初素顔解禁MVも

――5ヶ月連続での配信リリース曲は“ピアノダンス”がテーマとのことですが、これについて“推しポイント”を教えてください

南優輝 今回の10月にリリースした『グッデイ・バッデイ』のMVは、顔を出したからこそ新しいジュネスを知ってもらえると思っています。僕たちの二次元の姿もありますし、顔を出した姿もありますし、顔出す前のゴーグルをつけて目を隠していた今までのジュネスも詰まったMVになっています。今まで応援してきてくださった方 には「ここから進んでいく新しいジュネスを見てくれよ」という意味で出していますし、 新しい方にはどの姿がキッカケでも自分たちのことに興味持ってくれたら良いなという思いで 作ったので、そこは注目してもらいたいです。

仲川蓮 8月と9月に出した曲(『アールビーワイ』『DoDo tz Dotz』)は、僕が制作に関わっていて、クラシック曲をサンプリングしているので、はじめて聞いた人でも、どこかで聞いたことあるメロディだなと思えるような曲になるようこだわりました。

相沢勇仁 “ピアノダンス”ということで、制作に幼い頃からピアノをやってきているメンバーの蓮が関わっていたり、蓮が自分で作曲している曲もあって、 レコーディングでは初めてメンバー(蓮)にディレクションしてもらうという機会にもなりました。自分が歌う上での気持ちや考え方とか、ディレクションの受け取り方も、自分の中で初めての感覚も多かったです。そういった意味で、自分の歌にある意味“蓮の魂が宿っている”じゃないですけど、 メンバーの気持ちも混ざった歌声になっているんじゃないかなと思っています。 それが、5ヶ月連続リリースするまでの曲と、自分の中の気持ちの部分で大きく変わるところかなと思います。そういうところも含めてメンバー同士のやり取りとか、自分たちの中で音楽を作っているんだという部分が今後も出ていったら良いなと思っています。 まだリリースされていない曲もぜひ楽しみにしていただきたいです。

内田将綺 僕たちのダンスミュージックにピアノが入ることで多少の”違和感”はあるかもしれません、 別のジャンルの音楽が一つになっているので。”異種格闘技”じゃないですけど、 クラシックが好きな方もダンスミュージックが好きな方も楽しめるのかなと思います。MVも二次元の姿と三次元の姿が共存しているので、どちらの世界から好きになっていただいてもうれしいですし、 色々なジャンルの方に楽しんでもらえるのかなと思います。 ”異種格闘技”ですね(キリッ)

南優輝 言いたいだけでしょ(笑)

星野陽介 蓮が作ってくれた曲に付随して、ダンスやパフォーマンスにも注目していただきたいなと思っています。例えば、強いインパクトのある楽曲だったら、繊細なピアノが入ることによって強さと繊細さの2つを表現できるダンスになっていたりとか、リズミカルなクラシックが入っていたら、それを表現するようにフォーメーションで蓮が映えるようになっていたりしています。直接的な見え方も今までの楽曲とは変わってくると思うので、ライブにもぜひ足を運んでいただいて、ピアノダンス曲でのライブも見ていただきたいと思います。

――仲川さんは、これまでライブでピアノの生パフォーマンスはされたことはありますか

仲川蓮 シンセサイザーでの演奏はありますが、ピアノはないですね。

――今後、披露の予定はありますか?

南優輝 やります、確実に。

仲川蓮 やりたいなとは思いますね。

星野陽介 僕も蓮と連弾をしたいと思います。

南優輝 邪魔しないで!

星野陽介 ファだけ押す係。

南優輝 二人とも弾けるから連弾になるの。足引っ張っちゃうから。

星野陽介 そうだね(笑)この鍵盤だけは譲らねぇという思いでやったらいける気がする(笑)

南優輝 タイミングだけ見てね。

星野陽介 ここ〜!!みたいなね(笑) 無理そうですね(笑)

“ピアノダンス”曲を作り始めてからクラシックを聴く時間が増えたという仲川さん。
シューベルトなどからインスピレーションを受けているという。

【学芸大青春(ジュネス) プロフィール】
厳正なオーディションによって選ばれた、相沢勇仁・内田将綺・仲川蓮・星野陽介・南優輝 の 5人が現実世界と仮想空間を行き来しながら活動する、本格派ダンス&ボーカルグループ。
イラストレーター・冨士原良氏が彼らの内面的魅力を反映してデザインを手掛けたキャラクターの姿と 本人の生身の姿を駆使して、現実世界と仮想空間を行き来する独創的な活動スタイルが特徴。 東急東横線・学芸大学駅近くの寮での共同生活を営みながら、長期に及ぶ強化訓練期間を経てデビュー。
デビュー3周年記念ライブで素顔を解禁したばかり。

公式HP:https://gjunes.com/

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