上空1万メートルでCA・生見愛瑠&医師・高橋ユウが直面した命の危機もある、骨折の症状と応急処置のアイデアとは

2025.11.28 10:45
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生見愛瑠の写真

タレントの生見愛瑠と俳優の高橋ユウが、11月27日放送『THE突破ファイル』2時間SPの再現VTRに出演。フライト中の機内で、命の危機に瀕するけがを負った乗客を救うべく奮闘する、CAと医師役を演じた。

敏腕CAとして、国際便のフライトに従事する生見。この日の便には、かつて自身が機内で直面したハプニングを共に対処した医師の高橋も乗り合わせており、そんな2人の感動的な再会もありながら、飛行機はロサンゼルス国際空港に向け飛び立つ。

すると、その道中で飛行機は大きな乱気流に直面。機長の迅速な判断により、コースは修正されたものの、気流の影響を受け機体は大きく揺れてしまう。揺れを感じた生見は、すぐに乗客に対しシートベルトを着用するように指示し、自らも座席へ。

しかしここで、スマートフォンを通路に落とした子どもが、シートベルトを外して取りに行こうとしたのを制し、自身がシートベルトを外した母親が、機体の大きな揺れのせいで宙に浮いてしまい、体を通路の座席に強く打ち付ける事故が発生。通路に倒れ込み悶(もだ)える女性の様子に、周囲の乗客が騒然となるなか、生見はベルトを外し女性のもとへ向かう。

女性は左腕を強く打ち付けた様子で、患部は大きく腫れ上がっており、応急処置が必要な事態に。高橋も座席を離れ、女性のもとへ向かおうとするも、依然として揺れの危険性があることから、生見は高橋を制止。そして自らの座席から指示を出す高橋の言葉に耳を傾けながら、新聞紙と包帯で女性の患部を固定した。

ところが、応急処置により一度は落ち着きを見せ、座席で安静にしていた女性だったが、その後突然指先の痺(しび)れを訴え脱力。意識がもうろうとする女性の様子に、ついに高橋は座席を離れ、生見の「先生!?お席に戻ってください…」という制止に対して、「すぐに処置が必要な状況です!」と緊急性を訴え、女性のもとへ。

実は女性は、折れた骨が揺れによって大きくずれてしまい、炎症を起こした筋肉が血管や神経を圧迫する“コンパートメント症候群”に陥っており、高橋は「このまま悪化すれば、筋肉や神経が壊死し、ショック状態になる可能性が」と生見に説明。圧迫により壊死した細胞の毒素が血流に乗り心臓に到達すると、最悪の場合心停止を引き起こすこともあるという。

患部にフィットしていない固定の影響で腕が圧迫され、血流が滞ってしまった女性。一方で、固定をしなければ、機内の揺れで骨がずれ、されに危険な状態に瀕する可能性も。設備の整った最寄りの空港へ緊急着陸するためには最短でも1時間はかかるという状況のなか、生見は心のなかで“機内のことは私たちが一番把握しているはず…”と腕を固定するための道具を考えると、とあるアイデアを閃き、「そうだ、あれなら!」と声をあげるのだった。

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