ヒロミ「機械で出してる音みたい」 ビートボックスの世界チャンピオン・NaPoMが繰り出す世界一の低音に驚き
ヒロミと小泉孝太郎の2人がMCを務める『オー!マイゴッド!私だけの神様、教えます』が10月18日に放送。ビートボックスの世界チャンピオンに会いに行った。
道行く人に、その人にとっての神様のような人を聞き、実際に会いに行くこの番組。東京・代官山で声をかけたのは、ビートボックスの大会に出るという男性。男性の神様的存在は、ビートボックス世界チャンピオンのNaPoM(ネイポム)さん。神は会場が壊れるほどの低音を繰り出すという。

ビートボックスとは、ニューヨーク発祥の文化で、日本ではYouTuberのヒカキンなどの影響でブームになっている。そんなビートボックスの神・NaPoMは『Grand Beatbox Battle 2017』 という世界大会で優勝。それ以降もほぼ毎年世界各地の大会で優勝し続け、昨年も世界大会で優勝というすごい経歴の持ち主。そんな神が、冒頭のインタビューの男性が出場する大会の審査員としてこの会場にいるということで、急きょ取材をさせてもらうことに。

そんな神に憧れてこの日集まった出場者は60人。この日行われていたのは地方予選の関東大会。関東中から集まった60人のうち、優勝した1人だけが日本大会へ出場できる。そこで7つの地区の優勝者がしのぎを削り日本一に輝くと、世界大会『Grand Beatbox Battle』への切符を手にすることができるのだという。そんな世界13カ国から集まった猛者たちが競い合う世界大会を制し一躍有名になった人こそ、神・NaPoMさん。

NaPoMさんが会場に現れ曲を披露すると、そのあまりの低音さに音割れしてしまい、カメラで音が拾えないくらい。神について大会参加者に聞いてみると、「世界一の低音って言われてる。ほんと大砲みたいな音が出る」「やっぱりリップベース。ボーって音が人間じゃないくらい低くて」と尊敬と憧れを向ける一同。リップベースとは唇を丸くとがらせ振動させることで重低音を出すこと。皆、NaPoMさんのテクニックを真似しているという。スタジオのヒロミも、NaPoMさんの演奏を聞き「機械で出してる音みたい」と驚きの声をあげた。

大会終了後の神の楽屋に通してもらうことができた。NaPoMさんの周りを囲む人々は、アジアチャンピオン、日本チャンピオン、ヨーロッパチャンピオン、ベルギー4連覇チャンピオンという、各国の猛者たち。そんなチャンピオンたちに即興セッションをお願いすると、快くOKをもらえた。『オー!マイゴッド!』というワードを演奏の中に取り入れながら、即興とは思えない完璧なセッションにスタッフも大感動!

NaPoMさんのすごさを2017年の日本チャンピオンEttoman(エットーマン)さんに聞くと、「多分一番GODっぽいのは応用力。日本人の客に合わせるために日本の芸人さん、粗品さんの“お前の事誰が好きなん”っていうのも使ったりとか、その発想…誰かに言われたとかじゃなく自分から考えた」と芸人・粗品(霜降り明星)のギャグを取り入れていることを明かす。たくさんの日本語を覚えたというNaPoMさんに、Ettomanさんは「あえてそれ使う?っていうのがやっぱセンスですよね、GODやわ」と語り、続けて「You are GOD」と言うと、NaPoMさんは「ギュウニュウダイスキ」と答え、「なんでやねん」とEttomanさんが突っ込み、笑顔でインタビューを終えたのだった。
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