小泉孝太郎「こういう女性大好き!」フライト時間は驚異の3万750時間!ANAで初となる定年までの45年間客室乗務員を勤めた“CAの神”が登場

2025.10.24 10:30
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ヒロミと小泉孝太郎の写真

ヒロミと小泉孝太郎の2人がMCを務める『オー!マイゴッド!私だけの神様、教えます』が10月18日に放送。“CAの神”から旅行のマル秘テクニックを伝授された。

道行く人に、その人にとっての神様のような人を聞き、実際に会いに行くこの番組。東京・高田馬場で声をかけたCAを目指す学生3人組の神は、ANAで定年まで客室乗務員を勤めたという大宅邦子さん。「体力仕事なので、客室乗務員ってすぐ辞める方が多い中で、お客様一人一人の細部まで読み取ってサービスすることを続けられてるのがスゴい」と神について語る学生。

CAを定年まで勤めた大宅邦子さん

花形職業のイメージが大きいCAだが、国内線では多い日で1日2往復。国際線だと10時間以上のロングフライトなど、何かと体力が必要な職業。また勤務時間や時差の関係で生活が不規則になりがちなため、CAの平均年齢は33.6歳。勤続年数も9.2年と短い。(厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」より)そんな中、65歳の定年まで飛び続けたCAの神・大宅邦子さんとは一体どんな人なのか。大宅さんにCAを目指す高校生たちに特別授業を行ってもらい、その様子に密着させてもらうことに。

CAを目指す高校生に特別授業を行う大宅さん

訪れたのは日本航空高等学校石川の東京都青梅キャンパス。キャビンアテンダントステージでは、接客に必要なビジネスマナーの座学や実践的な英語の授業、身だしなみを整えるメイクレッスンまで、生徒たちは日夜CAを目指し励んでいる。大宅さんが登場すると、教室からは驚きの声と拍手が。大宅さんの書いた本を読んで感動したという生徒は「みんな驚いていると思います!」と感動の声をあげていた。

機内を再現したブースで実技授業を行う大宅さん

機内を再現したブースで実技授業スタート。スタッフも乗客役に加わり、まずはドリンクサービスから。トップバッターの生徒は緊張でオーダーされた飲み物が何か忘れてしまうミス。それを見た大宅さんは「アップルジュースでございますね」と復唱すると自分が覚えやすいとアドバイス。そしてジュースをテーブルに置く際には、「今置かれた紙コップが恋人だと思ってください」と言う。コップをパッと離すのではなく、名残惜しむように置くと丁寧さが伝わることに加え、飲み物がおいしそうに見えるという。大宅さんの長年の経験に基づくアドバイスに、深くうなずく生徒。

大宅さんのアドバイスを熱心に聞く生徒たち

1974年、20歳の時にANAに入社した大宅さん。当時ではまだ珍しかった世界を巡る番組『兼高(かねたか)かおる 世界の旅』の影響で、幼い頃から世界を飛び回る仕事をするのが夢だったという。31歳でANAの国際線立ち上げのプロジェクトに最年少で抜てき。以来、主に国際線のファーストクラスを担当。ファーストクラスを長年担当してきた神ならではのお茶の淹(い)れ方があるという。ファーストクラスでは温かいお茶を提供する際、ティーバッグを使用している。一般的には、ティーバッグを入れたコップにお湯を入れるだけのシンプルな作り方だが、神はまず水を紙コップの底から2cmほど入れる。そこへティーバッグを入れ、水に浸すとスプーンでお茶のエキスを押し出す。水が濃い緑色に変わったら、お湯を加え、ティーバッグからエキスを絞り出す。お湯を入れるだけで作ったお茶と飲み比べてみると、生徒たちは、茶道の授業で飲んだ時の深みのあるお茶の味に近いと驚きの声を上げる。大宅さんによると、この淹れ方で9杯も飲んだ人がいたという。

大宅さん流ファーストクラスのお茶の淹れ方

その他、機内食のサービス時のコツや、お客様への声掛けの仕方、緊急脱出時の誘導の仕方などのアドバイスを受ける生徒たち。大宅さんは「CAにとって必ずほしい資質というのは、観察力と想像する心。この方は今なんか具合悪そうだな、あの方は疲れてらっしゃるな、飲み物でも持っていってみようかなっていうのは、やっぱり観察することと想像する心がないと務まらないと思いますので頑張っていただきたいです」と生徒たちに声をかける大宅さんだった。

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