小泉孝太郎「今まで食べた中で1番うまくて甘かった!ダントツ1番」ひと房“1万6200円”シャインマスカットの神にヒロミも大感激

2025.10.14 10:00
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小泉孝太郎の写真

ヒロミと小泉孝太郎の2人がMCを務める『オー!マイゴッド!私だけの神様、教えます』が10月11日に放送。神の作るシャインマスカットを、ヒロミと孝太郎が堪能した。

道行く人に、その人にとっての神様のような人を聞き、実際に会いに行くこの番組。長野県上田市の直売所で声をかけた男性は、果物の生産者が直接販売するための組合の副組合長。副組合長にとっての神を聞いてみると、シャインマスカットの神・飯塚果樹園代表の飯塚芳幸さんだという。飯塚さんの作るシャインマスカットは、千疋屋でひと房なんと1万6200円で販売されているのだという。さらに世界最高峰の洋菓子大会で世界一に輝いたモンサンクレールの辻口シェフも大絶賛している。

シャインマスカットの神・飯塚芳幸さん

そんな有名パティシエも大絶賛するシャインマスカットの神とはどんな人物なのか。上田駅から車で15 分、飯塚果樹園を訪れてみると、シャインマスカットの木の下に、飯塚さんの姿を発見。飯塚さんを神様だと言っている人がいることを伝えると「いやぁ自分はそんなことは思ってはいないんだけれどもね」と笑顔を見せる飯塚さん。現在、テニスコートおよそ4面分の広さの畑で、20種類のブドウを栽培している。中でも半数を占める品種がシャインマスカット。

飯塚さんが育てるシャインマスカット

2006年に品種登録されたシャインマスカットは、高糖度で皮ごと食べられる高級フルーツとしてブランドイメージが確立すると、全国の地方自治体や研究機関が栽培方法やノウハウを記載したマニュアルを作成。比較的育てやすく売り値が高いことから“お金になるフルーツ”とも呼ばれ、シャインマスカット農家に転職する人が増加。その結果、栽培面積は10年間でおよそ6倍にまで拡大したのだという。そんな中飯塚さんは、シャインマスカットを含むブドウの品評会で長野県知事賞を7度も受賞!さらに、毎年農業に携わるものの中から数十人だけが手にできる最高の栄誉・緑白綬有功章(りょはくじゅゆうこうしょう)も受賞している。

数多くの賞を受賞している飯塚さん

飯塚さんが数々の賞を受賞し、神と呼ばれる所以は“土作り”。飯塚さんの果樹園があるあたりの土地は、粘土質の土で、ブドウの栽培には向かない土だった。それに魚粉や海藻・カルシウムを含んだサンゴや貝の粉末など、天然の肥料を適切に調整し混ぜることで土の中に微生物を増やしていった。土の中に微生物が増えると、土一粒一粒が結びつき、栄養分が蓄えられる。さらに土の隙間が生まれるため水はけが良くなるという見事な土壌改良を行ったのだった。そしてもう一つの神ポイントが、土の上に大量に敷き詰められた“藁(わら)”だ。

ブドウの木の下に敷き詰められた藁

藁は、空気中や土の中の余分な水分を吸収する役割がある。一般的には木の周りだけに藁をまくことが多い中、なんと神は畑の全面に藁をまいている。藁を全面に撒くことで手間もお金もかかるが、通常の半分以下の農薬で栽培できるようになったメリットも生まれ、全国で10%ほどしかない特別栽培農産物に認定された。「できるだけ農薬を使わないような農産物を欲しいというのが消費者の要望だと思う」と語る飯塚さん。

農薬が少なく、特別栽培農産物認定もされている
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